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LINEスタンプ制作の難しさとAI画像生成の課題

1つ目はそれなりに上手くいったと思っていましたが、実際はそれもうまくいっていなかったのかも。

かわいいハニービースタンプ

最近、LINEスタンプを自作しようと試みました。
特に、ベースとなる画像を活かしながら複数のパターンを作る ということに挑戦したのですが、思った以上に難しいことが分かりました。


1. 影と文字を入れない指示を守らせる難しさ

今回はAIを使って猫のスタンプを作成しましたが、表情やデザイン自体はとても満足のいくもの でした。
しかし、影を入れないことと文字を入れないこと という絶対守ってほしい指示が、AIにうまく伝わらず、最終的に作業を途中で諦めざるを得ませんでした。

  • 猫の下に影を入れないよう指示しても、AIが自動的に影を生成してしまう

  • 文字を入れないように指示しても、AIがデザイン上の装飾として文字を追加してしまうことがある

  • 何度も修正を試みたが、完全に影を消し、文字なしで作成するのが難しかった

このように、AIがこちらの細かい指示を100%正確に理解するのは難しい ことが分かりました。


2. 背景透過しやすい画像を作る難しさ

LINEスタンプを作る際には、背景が透過された画像 を用意する必要があります。 しかし、AIで画像を作ると自動的に影がついてしまう ことがあり、背景透過をする際に邪魔になってしまうことが分かりました。

  • 猫の足元に影ができる → 背景透過すると影が残ってしまう

  • 背景色が完全に透明にならないことがある

  • 影なしの画像を作るための指示を何度も調整しなければならない

背景透過しやすくするためには、

  • 最初から影なしで作ることを明確に指示する

  • AIで生成した画像を手作業で編集する

  • 背景が透過されるツールを併用する などの工夫が必要だと感じました。


3. AI画像生成の限界と手作業の重要性

AIは便利ですが、今回のように細かいルールを厳密に守らせる必要があるデザイン制作 には向いていない部分が多いことが分かりました。

特に、

  • 影なし、文字なしの指示を確実に守らせることの難しさ

  • 背景透過の処理の手間

  • 一貫したキャラクターのバリエーションを作るには手作業の方が早い

これらの点では 手作業の方が確実にクオリティを維持できる と感じました。


結論:AIは補助ツールとして使うべき

今回の経験から、AIだけで統一感のあるLINEスタンプを作るのは難しい という結論に至りました。

✅ AIは キャラクターデザインのベース を作るのには向いている
✅ しかし、 影なし・文字なしなど細かい指示を守らせるのは難しい
背景透過を考えると、AIの自動処理だけではうまくいかないことが多い

今後、またLINEスタンプ制作に挑戦するときは、
1️⃣ AIでベースのキャラを作る
2️⃣ 手作業で影を完全に消し、文字を加えないようにする
3️⃣ 背景透過や細かいデザイン調整を手動で行う という流れで進めようと思います。


最後に

AIを活用してLINEスタンプを作ろうと考えている方は、
細かい指示(影なし・文字なし)がAIに通じにくいこと
背景透過の処理の手間
手作業での微調整が必要になること

これらを理解しておくと、よりスムーズに作業が進むと思います。

私もまた新しい方法を試しながら、理想のLINEスタンプを作れるように挑戦していきたいと思います!😊


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