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大学入学共通テスト2日目(試験の緊張とどう向き合うか)

今日は大学入学共通テストの2日目ですね。

私の時代はセンター試験でした。懐かしいなと思いつつ、実は私はセンター試験3回も受験しました。

今の時代は浪人する人が少なくなってきたと言われますが、それでも受験のプレッシャーは誰でも同じでしょう。
「緊張しないように」と思っても、この試験で行ける大学が決まる、受験できる大学が決まるつまり自分の人生の選択に関わると考えれば、緊張するのは当然のことです。

むしろ「緊張しないようにしよう」と無理に抑え込むより、「今、自分は緊張しているな」と素直に認める方が気が楽になるかもしれません。

例えば、幽体離脱はできませんが、
「上から自分を眺めているような感覚で、自分の緊張している様子を客観的に見る」
という方法もあります。

「お、めっちゃ緊張してるな、自分」と、一歩引いた視点で見つめることで、少し心が落ち着くこともあります。


大学入学共通テストに限らず、資格試験などでも、「分からない問題は飛ばして、解けるものからやるといい」とよく言われます。
でも、実際に試験会場のあの独特の空気の中で、それを冷静に実行するのは簡単ではありません。

時間配分を意識して解くには、事前に本番と同じ環境で練習を積むことが不可欠です。
模試や過去問を使って時間を測り、実際の試験と同じような状態で何度も解く。
それを繰り返して初めて、試験本番でも落ち着いて対処できるようになります。
今の世の中では模擬試験や過去問などもネットでたくさん手に入るようになっているので、本番を意識した時間トレーニングもしやすくなっていますが・・・

さらに、共通テストは2日間にわたる試験。
当然ながら、1日目と2日目では体調や疲労(体と頭)の度合いも違うはずです。
その影響を考慮しながら対策を練るのは難しいですが、少しでも本番に近い状態を経験しておくことは大事でしょう。

とはいえ、どれだけ準備しても試験本番では焦るのが人間というもの。
時間がどんどん過ぎていく中で、どう折り合いをつけるか――これは受験生にとって永遠の課題かもしれません。

私自身、これまでいくつもの試験を受けてきましたが、
「しっかり時間を測って問題を解く練習をしていなければ、本番で対応するのは難しい」というのが実感です。


今日も試験を受けている受験生の皆さん。
「頑張ってください」と言うよりも、
「耐えて、この試練を乗り越えてください」と言いたいです。
この2日間をクリアしたら、また新しい道が開けるはず。

どうか最後まで、自分の力を出し切ってください。

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