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【脳トレ・ボイトレ・シニアライフ】第79話


N♠「今回は、発声を最終的に支配する『舌』へ焦点を当てて見るから、これ迄とは少し違った光景を楽しんで欲しい。『舌』は消化器系(歯・食道・胃腸・肛門)の入り口で構える最強の筋肉塊パーツだよね。消化や誤嚥を食事毎に機敏に対応する『舌の役目』は筋力による整然とした流れるような作業だよね。」

B♡「舌の働きは、ほぼ見当ついてるわ。発声と、どう繋がるのかは見当つかないけどね。食べ物をゴックンする舌の役目は筋力パワーの代表選手に違いないわね。この舌のリキミを無くすのは、朝飯前には出来ないわよね。」

N♠「Bincoには『舌』の持ち上がる悪い癖が抜け切れていないよね。今回のやり取りで、その難点も解消できるはずだから期待してていいぞ。虚数パワーに気付き始めると、筋肉リキミは邪魔にしかならないよね。ところが、『舌の筋肉』は並み外れた実数パワーを備えているから、虚数君の配下に置かれる事には徹底抗戦してくるよね。そんな裏事情に理解を示しながら虚数君パワーを最適化するのが舌ボイトレの練習課題なんだ。」

B♡「舌のボイトレって雲を掴むような感じだわ。取りあえず、舌を風船にして息(虚数君)を包み込むボイトレ試した事あるけど、効果が出てるかどうかは分からないわ。」

N♠「今回の舌ボイトレを集中的に取り入れている声優さんが練習するボイトレを紹介して置こう。

呼吸法の完成度が前提となる『タングロール=タングトリル』は、息で舌を震わせて『音色・表現力・滑舌』をより豊かにする上級ボイトレだ。
脱力した舌と上あごの連携プレイにより、そのスキマへ最適化した息(虚数君)を通す事で最適振動を生み出す難度の高いボイトレだ。」

B♡「なるほど、舌君は脱力に満足してサボってちゃダメなのね。舌(実数君)と息(虚数君)の、じゃれ合いを楽しみながらボイトレすれば、カラオケ歌唱の採点はエスカレーターで登る様に上がってくれるかもね。たのしみだわ~。」

N♠「この先、頭部空洞が音響空間に設定されるから心構えも違って来るぞ。その音響効果が体感出来て来ると、Bincoの歌唱力は更に磨きが掛かるはずだ。出てきた声に『色彩・色つや・揺らぎ』を意識してカラオケ歌唱を楽しめば、自分の年齢を忘れるくらい夢中になれるんじゃないか?。」

【数学好きの方の為のボイトレ数式コーナー】
発声のポジションが身体の状況に応じて息(虚数君)の流れは微妙に変化しますが根源的には複素数球体構造に帰着します。今回は息(虚数君)の対象が舌(実数君)に設定されますから、舌(実数君)を虚数君的に扱う事が最適化への近道です。『舌の風船化』・『舌の紙っぺら化』・『舌の髪の毛化』の様な柔軟想像力で数学脳が活発に活動し始めるかも知れません。
例えば、舌を1枚の『木の葉』に例えると、


葉っぱと葉脈

『葉脈を1次元』・『葉っぱを2次元』の様に設定してみると、『素早い動作』・『パワーアップ』・『省エネ』…を容易に引き出す切っ掛けが掴めるかも知れません。


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