見出し画像

【脳トレ・ボイトレ・シニアライフ】第82話

N♠「ここから先のボイトレは、『舌がらみ』ボイトレが続くから、脳みそを『舌』にロックして置けばいいぞ。腹式呼吸も『舌』にロックさせるのは必然だよね。そんな縛りの中で、『ベロ呼吸』に挑戦する事になるから、『ベロ』を思いっきり自由奔放な遊び感覚に、誘い込んで欲しいな。」

B♡「ベロが呼吸するなんて意味が分かんないわ。新しいボイトレ対応が、すぐ前に潜んでいるって訳ね。未知の手探り状態のボイトレって疲れるのよね。」

N♠「息の流れの特徴をここで再認識して置こう。息の流れは、実数の壁や実数の膜を突き抜ける事は不可能だ。息(虚数君)は、筋肉(実数君)のスキマを抜ける事しかできないよね。『左右の肺・左右の腹筋・左右の舌筋』…等で形成された究極のスキマが対象なんだ。究極のスキマは、『点』という事になる。点→線→円→球が息(虚数君)の対象となるスキマなので脳みそで、しっかりイメージして置くと良い。」

B♡「頭部空洞の中では、『舌』が空洞内の閉鎖を受け持っている訳なの?。そうすると『舌』と『上あご』でスキマを作れば良いのよね。『舌』が脱力しながら、究極のスキマを作るのは、ハードルが高そうね。」

N♠「当然、難題だよね。その難題に慣れるために、比較的易しい『リップロール』に慣れるといい。

『上唇・下唇』でスキマを作り、息(虚数君)を吐きながら『プルるん』とか『トゥルるん』という音を出すボイトレに励んで欲しい。唇の脱力と息(虚数君)の吐き出し具合を確かめるといい。連続して出せる様になると完成だ。」

B♡「これって、『上唇・下唇』が拍手してるんじゃないの?。」

N♠「その通りだ。但し、手のひらでなる拍手は実数君同士の『筋力操作』だよね。リップロールが奏でる拍手は、息(虚数君)の助けを借りた『脱力操作』なので、息(虚数君)が主体の呼吸操作に依存してるんだよね。この基本操作が、これからの基本ボイトレと成るから、リップロールに慣れてしまおう。」

B♡「唇の脱力からスタートするって訳ね。唇(実数君)が浮き輪になって息(虚数君)の流れに乗っかれば良いのかな?。その2つの浮き輪がぶつかり合って連続音が出れば良いみたいね。」

N♠「そこまで理解出来れば、完成はすぐそこだ。そのボイトレの過程で『点スキマ呼吸』に慣れて欲しい。カラオケ歌唱力UPに繋がる実戦向きのボイトレとなるから楽しさUPも間違いない。」

【数学好きの方の為の数式ボイトレコーナー】
『リップロール』は破裂音ですから、腹式呼吸が安定していないと、連続音を出す事は困難です。このリップロールボイトレを図形でクローズアップして見ましょう。

唇十字図

図の様に両くちびるの十字交差点の一点が息(虚数君)の通り道になるよう、脳トレで整理しましょう。
一点呼吸の課題をクリアする為のボイトレですから、この一点に虚数糸が通る時に破裂音が発声する訳です。一点スキマを微細化すればする程、効果が期待できます。その結果、虚数糸の微細化効果が表れます。ボイトレ効果を高めるためには、脳みそが微細化を暗示する事でしか方法は有りません。暗示力は強力な虚数君パワーの1つです。

いいなと思ったら応援しよう!