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【ボイトレ・脳トレ・シニアライフ】第46話


N♠「今回からは、Binco90歳の再スタートだから、復習を兼ねてBincoのウイークポイントの腹式呼吸を完成させるぞ。
ここからは、雪だるまの球体と、その上に乗っかっている頭部球体を別々に考えてみよう。
先ず、胴体部球体の上半分は、横隔膜上部にある胸部に相当するよね。このエリアの前側には、左右に肺の球体が収まっている。この2ヶの肺球体は背骨より胸側にある。背中側は、完全空洞だと想像できるよね。
さて問題の、横隔膜より下側の、へそ側にある腹部筋肉群は、息の通り抜けを邪魔する障害物がぎっしり詰まっている。背骨より背中側は完全空洞だ。この位置関係を、しっかり把握するんだぞ。
Bincoレベルでは、背骨の後ろ側にある呼吸器系エリアが腹式呼吸の舞台となる。即ち、雪だるまの胴体を水平面と左右方向の垂直面で分割された、胴体部球体の「4分の1」を占める、へそ側下腹部の筋肉群を標的にして、背面空洞部(消化器エリア)が息(虚数)の集団化攻撃を仕掛ける構図になるんだ。

B♡「そうすると、雪だるまの胴体部の残り「4分の3」は、空洞と見なして腹式呼吸をすればいいって事なのね。やれてなかったわ。中心を貫く背骨の存在感が、とても重要性を帯びて来そうね。」

N♠「この大前提が出来ていないと前には進めないぞ。柔軟な脳トレ指令で、腹部に筋肉の具を入れた背骨入りのオニギリ(胴体部)を作って見るといい。腹式オニギリの完成だ。ごはん部分が空洞エリアと見なすんだぞ。」

B♡「そうすると、へそ側の下腹部が、柔らかいビーフの具が、ぎっしり入った筋肉エリアとなり、その他はスカスカのご飯が詰まっている空洞エリアとなるのね。境界線の背骨の重要性は理解出来る気がするわ。」

N♠「これらの大前提が設定出来ている上で、息(虚数)の通過し易さを整理すると、空洞部内では、障害物が極めて少ないため、通過し易く、筋肉がぎっしり詰まった腹部内を息(虚数)が通過する為には、息の強さを要求されるよね。
この時、息(虚数)の圧力調整は吐くか、吸うか、だけなので、ボイトレが必要となるよね。又、筋力(具の部分)を使わない大原則があるので、空洞内エリアだけでの呼吸調整が絶対必要となるよね。この空洞呼吸感覚に慣れる事がボイトレ進化の絶対条件となるぞ。」

B♡「お尻側の空洞エリアで呼吸する練習が必要みたいね。Noriの発声を聴いていると、空気感が強いのは、そういう仕組みで息(虚数)を取り込んでいるからなのね。
オニギリの具で息(虚数)を、してはいけないのよね。ましてや、舌・声帯の筋肉を絶対に使わない固い意識が欠かせないのか~。」

【数学好きの方の為のボイトレ数式コーナー】
左手側から見た胴体部複素数円の中心に垂直線を引き、左半月・右半月に作図をすると、垂直線が背骨の代用です。左半月が呼吸器系エリアとなり、右半月が消化器系エリアです。

この半月合体円の内、左半月の円周頂点9時の点がへそに相当します。
この半月合体円の0時の点が、吐く息の始点となり、右円周に沿って進んだ虚数糸は3時を経由して6時の点で、右半円(虚数エリア)から左半円(実数エリア)へ侵入する訳です。この時計回りの息(虚数)攻撃型腹式呼吸が定着するとボイトレ成果が回り始めます。

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