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ついつい言い訳してしまう自分を変えたい人へ

メダルラッシュが続く中、選手だけではない人も、脚光を浴びています。
その中の一人が柔道の井上監督です。

大きな話題を呼んでいるのは、選手に謝罪して涙で言葉を詰まらせた場面でした。

90キロ級の向翔一郎選手が、辛くもメダルを逃してしまいました。

そんな選手に向けて、「十分勝機のある相手だったが、しっかり(課題を)埋めてあげられなかった私たちの責任。向に申し訳ない」と反省の弁を述べられていました。

スポーツの勝敗は、色々な要因が重なって、いつも勝てる様な相手に負けたり、予想以上の力を発揮して、勝利を勝ち得たりするものですが、そんな中で、選手の敗北を、自分の責任と受け止め、それを、言葉にされる井上監督は、本当に素晴らしい方で、見習っていきたいと思います。

そういう姿を見ると、応援している人も、ますます応援したい気持ちになりますし、選手も、この屈辱をバネにと、一層奮起したと思います。

心からの反省は、自他ともに、幸せにすることを知らされました。

ブッダは、善い行いの1つに、禅定(ぜんじょう)を教えられています。
反省をするということですが、心からの本当の反省をしたのであれば、自分も周りも、幸せになれる自利利他(じりりた)の素晴らしい行いになります。

ついつい、自分が失敗しても、人のせいにしてしまいがちではないでしょうか。
待ち合わせに遅れたのも、電車が遅れたから。
約束を忘れたのも、急に予定が変更になったから。
など、あげればキリがありませんが、こんな言い訳をしてしまう自分がいます。

その一方で、井上監督の様に、仲間の失敗も、自分が悪かったと反省できる人もあります。

こんな井上監督の様になれるようにしていきたいと思います。

ブッダの教えの根幹は、まいたタネは必ず生えると教える因果の道理です。
ですから、そのブッダの教えを学べば、人のせいばかりにしていた自分が、少しずつ、自分の行いはどうであったかと、目をむけられる様になります。

ついつい言い訳をしてしまう、人のせいにしてしまうという自分を変えたいと思われる方は、ブッダの教えを学んでいただければと思います。

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仏教ソムリエいっちー
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