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争いがなぜ起きるのか。その原因と対策

東京五輪の報道が連日続いています。

飲食店には酒の提供を自粛をしているにも関わらず、五輪では、酒の提供はなされる方向で、差別ではないかという声や、そもそも中止を呼びかける声、逆に、開催を望む声など、多種多様です。

スポーツに打ち込んだり、身近に五輪関係者がいれば、色々な困難を乗り越えて開催してもらいたいと思う人もあるでしょう。
医療関係者と接する機会が多い方ならば、医療の逼迫した状況を耳にして、これ以上、感染者が増えそうな事はやらないでもらいたいと思うかもしれません。
経営者の立場ならば、これ以上、経済活動を止めることはしてもらいたくないから、開催をし、ここからもっと活発な経済活動が回る様にしてもらいたいと思っている人もあります。

どの選択が、正解かは、わかりませんが、立場によって、どんな人間関係に身をおくかでも、どういう形を望むかが異なり、そして、その為に、意見が対立が起きてきます。

これは五輪に関わらず、普段の生活の中でも、至るところで起きています。
私達はついつい、周りの人も、自分と同じ様に、感じたり、考えたりする様に、思い込みがちです。

「私はこんなに一生懸命仕事をしているのに、その努力を認めてくれないの!」
「私は、こんなに、悩んでいるのに、その苦しみをわかってくれないの!」
と、自分の気持ちをわかってくれない事に不満や怒りを覚えます。

なんで分かってくれないのかという前に、実は一人ひとりがみんな違うということを知ることが大切です。
これは、生まれ育った時代も場所も違えば、経験や、知識も違うからです。
その上で、立場が異なれば、考え方も大きく変わってきます。

手を打てば 鹿は驚き 魚は寄る 茶店の女中は 返事する

という歌もあります。
手を叩く音を聞いても、銃声と勘違いする鹿は逃げ出しますし、餌の時間かと、魚は寄ってくる。
そして、店員さんは、お客さんに呼ばれたと思って、「はぁーい」と返事する。
みんな受け止め方が様々です。

分かってくれないと、不平不満を持つ前に、わかろうとする努力、わかってもらうための努力をして、お互いに歩みを心がけていけば、どれほど住みやすくなるかわかりません。


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