インドのスタートアップ企業でのインターンシップの見つけ方
みなさんこんにちは。Masanori(@Masanori_724)です。
インドでインターンをしたいと思ってから約半年。ようやくインターンシップ受け入れ先を見つけることができました。受け入れ先を見つけるまでにかなり苦労したので、これまでに行ってきたことをまとめることにしました。
大前提
おそらくですが、どんな企業でもよければインターン先は簡単に見つけることはできたと思います。しかし、僕がインターン先を選ぶ際に考慮したことは
自分のやりたいことができるかどうか。
これです。半年間インターン先が見つからなくても、これだけは譲れませんでした。
僕の専門が「データサイエンス」「機会学習」だったので、データサイエンスや機械学習関連の業務ができるかどうかを軸にしてインターン先を探しました。
それでは実際に行ったことをまとめていきます。
①海外インターン仲介業者を利用する
まずはじめに行ったのは海外インターン仲介業者の利用です。僕が実際にお世話になったのは
タイガーモブ
GlobalWing
この2社です。
留学仲介業者の活用のメリットとしては
1.海外インターンを見つけやすい
2.LINEや電話などで無料で相談・面談をしてくれる
3.自分がやりたいことに沿ったインターン先を見つけることができる
4.日系企業が多く、日本人がいるインターン先を見つけることができる
デメリットとしては
1.仲介料が高い
2.専門性が高すぎるとそれに沿った募集はないかも(僕の場合データサイエンスに関する募集はありませんでした)
が考えられます。
デメリットで仲介料が高いなんて書かせてもらいましたが、僕がインターン先を見つけるまでに半年かかったのを考えると、やはり最初は仲介業者を通すことをお勧めします。
②Indiaサロンを活用する
Indiaサロンとは僕が一番お世話になっているカヨリーナさん(@kayoreena1021)が運営するオンラインサロンです。
詳細はこちらで
インドのみならず海外志向の若手が集まるコミュニティです。非常におススメです。
③Twitterを活用する
次に行ったのはTwitterの活用です。Twitterで「Bangalore intern data science」「India intern machine learning」などと検索をかけました。
検索結果はこちら
こんな感じで、個人アカウントでインターンの募集している人全員にリプを飛ばしました。20件ほど送った結果、返信が来たのが2.3件、交渉まで続いたのは1件のみでした。
しかし、運よく現地にいる日本人を紹介してもらえたのでやってみる価値はあると思います。
④企業に直接メールを送る
Twitterでリプをしても返してもらえなかったので、今度は直接企業にメールをすることにしました。
まずはLinledInやLets INTERNでデータサイエンスに関するインターンを募集している会社を検索。そして企業のHPに行き、英語の履歴書を添付してメールを送りました。
こちらに関しては20通くらい送りましたが、返信は0でした。理由はわかりませんが、Twitterの方が親近感がわくからでしょうか。こちらの方法では進展はありませんでした。
⑤Twitterで現地にいる日本人にDMを送り、アドバイスを受ける
①~④をやっても受け入れ先が見つからなかったので、次は、インドにいる日本人をTwitterで見つけ(インドの国旗がある人を探しました)、DMができる人全てにDMを送りました。
こちらに関しては15人の方にDMを送り、ほぼ全員の方から返信を頂きました。(本当にありがとうございました)
実際に頂いたアドバイスがこちら
・「ベンチャー企業にresumeやDMを送ろう」
・「データサイエンス以外なら紹介できるよ」
・「知人で紹介できる人がいないか当たってみるよ」
・「JETROさんに聞きてみては?」
・「インターンをするならBangaloreがお勧めだよ」
・「Facebookのコミュニティ(Delhi StartupやBangalore startup connect)に投稿してみては?」
本当に親切な人ばかりで、この経験から自分がインターン先を見つけることができたら次なる人のために情報を残したいと考えるようになりました。
ここでまだやっていなかった手段が「Facebookのコミュニティの活用」だったのでこちらを次に当たってみることにしました。
⑥Facebookのコミュニティを活用する
Facebookのコミュニティでは、スタートアップ企業の方が「○○な人材求めてます」と投稿していて、それに興味のある人が返信を行っていました。
そんな状況下に、いきなり、日本人の大学生が「インターンしたいんだけど募集してませんか?」みたいなわけのわからない投稿をしたわけです(笑)
しかし、なんと、これが成功でした。
自分の過去の経験や能力、熱意を込めて自分なりの英語で表現し投稿しました。
すると、いいね17件、コメント31件、直接メッセンジャーにDMをくれた人が20人、合計で40人程の方と連絡を取ることができました。そして念願の受け入れ先を確保することができました。
もちろんDMに返信したり、メールで履歴書を送ったりして、その後返信が返ってきたのは10社ほどです。しかし、現在もメールやチャットが続いている企業が多く、実際に面接の機会を与えてくれた企業もありました。この方法が①~⑥の中で一番うまくいった方法だと思います。
まとめ
以上、自分がインドのスタートアップ企業のインターンシップ先を見つけるために行ったことは
①海外インターン仲介業者を利用する
②Indiaサロンを活用する
③Twitterを活用する
④企業に直接メールを送る
⑤Twitterで現地にいる日本人にDMを送り、アドバイスを受ける
⑥Facebookのコミュニティを活用する
の6つです。インターンシップ先を1社見つけるために非常に苦労しましたが、この経験が誰かの役に立てると嬉しいです。
やっと受け入れ先を見つけることができたので、次は奨学金やvisaの準備をしていきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。