難しい言葉
僕が勉強しているコンセプトアーティスト(映画のキャラクターや世界観をデザインする)という分野は、
日本で専門的に教えている大学はなく、正式な教育機関で学ぼうとするとアメリカやカナダを中心に海外の美術大学に行くことになります。
そういった大学に行こうとすると、かなり高額な(初めて聞いた時はびっくりしました😂)お金がかかるので、そのお金をどうにかして貯める(工面する)までに時間がかかってしまい、
自分がアーティストとして成長するのを妨げてしまうと感じたので、3年前から独学で絵を学び始めました。
"独学"といっても車輪の再発明をしたいわけでもないので、必要に応じて本やオンラインの短期授業を受けたりしています。
(今はピクサーのアーティストがオンラインで教えてくれたりするんです、、!とってもいい時代ですよね😭)
で、このオンラインの短期授業のことを"workshop(ワークショップ)"と言ったりするのですが、僕はこの言葉にあまり聞き馴染みがありませんでした。
もちろん、ワークショップという言葉を見かけたことがないわけではなかったんですが、自分が実際に何かのワークショップを受けたことがなかったので、具体的にどんなことが行われているかはわからなかったんです。
(何かの"体験会"なのかな?というくらい。)
そんな自分でも、流石に何本もワークショップを受けてくれば、それがどんなものかは理解しました。
と同時に、普段から今回の記事のようにワークショップという単語は、普通に使っています。
しかし、自分の父親や地元北海道の友達の多くはワークショップという言葉の意味を正確には理解していないはずなんです。
そういったことを思うと、自分が普段何気なく使っている言葉も、ある人にとっては難しい言葉であることも少なくない気がしています。
全ての人(0歳から100歳まで)に理解される言葉で話すことは、現実問題として難しいかもしれませんが、小学校高学年の子が聞いても理解できるような言葉遣いは意識的にやらなきゃいけないなと感じています。
エンターテインメントを作るものとして、(無意識でも)難しい言葉を使うのはみっともないことと思ってしまいます。
それは、(狭い意味での)アーティストの仕事です。
そんなわけで、言葉遣いを気をつけよう!!と思った出来事でした😊
ではまた〜!