小泉 範剛
日本で生まれ日本で育った僕は、世界のたくさんの街に憧れがあります。 アニメーションを勉強している身としては、ハリウッドやバークリー(どちらもアメリカ)はもちろん気になります。 そういったことを抜きにして、街として好きなのはパリやヴェネツィア、ローマやアムステルダム、そしてその周辺の小さな村々(バルビゾン村など!)。 そしてなぜか(本当になんでかわからないんだけど)、スイスに小さい頃から憧れています。 アルプスの少女ハイジは見たこともないし、北海道出身なので雪は何も珍しく
ある大学のアウトドアライフコース(すごくマニアックな学科😂)を受験して合格していたくらいには、アウトドア(スポーツフィッシング)が好きなので、 たまに釣りをしたくなる時があります。 最近は北海道に帰った際、氷が張った湖に穴を開けて釣る"氷上ワカサギ釣り"くらいしかしていませんが、毎日でもしたいくらい釣りが好きなんですね。 ただ、今の自分にはそれよりもやりたいこと(そしてやるべきこと)があるので、アウトドアからは離れているんですが、世間の流れとしてはとてもアウトドアが流行し
毎日自分のメモやnoteなどのために文章を書いています。 自分個人のメモの場合は何も問題ないんですが、noteのようなオープンな場所に出すような文章を書く時に、いつも迷うのが語り口(口調)です。 論文ではないので、基本的には話しているように文章を作りたいのですが、あまりに砕けているのも読みにくくなってしまう。 この微妙なあんばいがとても難しくて、文章をたくさん描くようになって3年経ちましたが、この答えはまだ見つかっていません🥲 と、今思いましたが"絵文字"の使い所もと
僕が勉強しているコンセプトアーティスト(映画のキャラクターや世界観をデザインする)という分野は、 日本で専門的に教えている大学はなく、正式な教育機関で学ぼうとするとアメリカやカナダを中心に海外の美術大学に行くことになります。 そういった大学に行こうとすると、かなり高額な(初めて聞いた時はびっくりしました😂)お金がかかるので、そのお金をどうにかして貯める(工面する)までに時間がかかってしまい、 自分がアーティストとして成長するのを妨げてしまうと感じたので、3年前から独学で絵を
アニメーションを仕事にしていると、答えのない問いが次から次へと押し寄せてきます。 特に、自分が勉強しているアニメーションのデザイン(キャラクターや世界観を作る仕事)は、アニメーションの中でも歴史が浅く、体系化されていない部分も多々あります。 つまり、大なり小なり自分がパイオニアとなって開拓して行かなければいけないということですね。 それは魅力的な部分もありつつも、やっぱり当事者からしてみるととても大変なわけです。 特に生活に関わる問題としては、どうやって食い扶持を稼ぐ
僕は大学などの教育機関を使わず、絵を勉強しています。 いわゆる"独学"です。 日本だと教育機関に行かない=趣味程度と思われることが今まで何度もあったのですが、 自分の性格や現在の経済状況などを踏まえて総合的に判断した結果、教育機関を使わない方が成長できると判断して学校に行っていないので、 思考が停止したまま大学に行っているアーティストなんかに負けてたまるかという気持ちはとてもとても強いです。 (自分はストレートで大学に行っていれば2023年現在で4年生になります。) ひ
現在朝5:20。 1時ごろから布団に入っているが寝れない。 徹夜をすると日中のパフォーマンスが落ち、結局総合的な出力は下がっていることを身を持って学んでからは、よほどのことがない限り徹夜をするのをやめたので、できれば早く寝たい。 そして、早く起きたい。 小さい頃言われた通りに、羊を1匹ずつ数えても、 寝れないものは寝れないので、noteでも書くことにした。 といっても、特筆すべきことは何もない。 書くことはないけれど、眠れない日というのは眠っちゃいけない日と竹原ピストル
"人"に興味があるので、いつも人間観察をしています。 あまり誇れることではないかもしれませんが、隣の席の会話なんかを聞いていることもあります。 年齢や一緒にいる相手(カップルなのか同性の友達同士なのかなど)によって話している内容は様々ですが、30代前半くらいまでのグループ(性別関わらず)の会話の7〜8割ほどは恋愛に関する話です。 恋愛から学べることはたくさんあるし、実際自分も学んだことだらけであることは確かですが、 10代〜30代前半は恋愛やそれに関連することに費やして
僕は22歳ですが生まれてから一度も海外に行ったことがありません。 もちろん、パスポートというものを持ったこともありませんでした。 日本国内(特に北海道内)の旅行はよく行きましたが、海外旅行という選択肢は、今までの人生で一度もなかったと思います。 家柄も相まって、周りに海外に行ったことがある人もほとんどおらず(母が若い頃に一度だけ行ったくらい)、海外は物理的距離以上に遠くの存在でした。 今回、パスポートを取ってみて感じたのは"選択肢の拡大"でした。 現時点で海外に行く予
自分の性別が男性というのも相まって、今までの人生でいわゆるハイブランドは身近にあるものではありませんでした。 ただ、今の仕事(アニメーション)で絵を描き始めてから、 アート文脈でハイブランドを観てみると、確かに一般的なアパレルブランドとは全く違った良さがあるのは強く感じました。 それと同時に、 日本における"ハイブランド"の立ち位置がとても異常だなと感じるようになりました。 日本でハイブランドを着ている人を観ると、僕は"お金"を着ているように見えることが多いです。 一
エンターテインメントが大好きで、 普段から本をはじめとして、映画や音楽、ミュージカルやサーカスまで、いろいろなエンタメを観ている。 最近、長いエンタメ(とりわけ映画)を最後まで観れなくなった。 もちろん、最後まで能動的に観れる映画も沢山あるのだが、冒頭で面白くないと思った映画は最後まで観ても面白くない。 つまり、最後まで観るに値しないと思ってしまう。 自分がアニメーション映画を作るために学んでいることもあり、映画を作る大変さは容易に想像できる。 どんな駄作だって、"
鼻から空気を吸う。 意識したことなんてなかったが、 "匂いがする"というのは空気と一緒に入ってくる"匂い"の成分を、 鼻の中にある神経(フックのようなもの)に引っかかることで、匂いを感知しているらしい。 コロナの後遺症?で嗅覚と味覚を失った僕は、そのフックのようなものがごっそりなくなってしまっているようで、 鼻から空気を吸い込んでも、どこにも引っかかることがなく、 ただの空気として体内に取り込まれる。 季節は夏の終わりの匂いがする頃だろうか👃
人生で初めて、シルクドソレイユを観てきた。 北海道の札幌で生まれ育った自分にとって、シルクドソレイユはとても遠いものだったし、そもそもシルクドソレイユの存在を知ったのだって10代後半だった気がする。 決して裕福な家庭ではないものの、思い返せばサーカスには何度も足を運んでいた。 初めて見たのは北海道留寿都(ルスツリゾート)で観たロシアのグレイトモスクワサーカスだった。 まだ小学校に入っているかいないかくらいの幼い頃だったが、その時見た演目は今でも覚えている。 その中でもとり
すぐにでも筆は進むだろうし、ONIを見ながら一晩中語り明かすこともできるだろう。 が、筆を進めたくない。 僕は21歳のアーティスト。 いや、そんな高貴なものではない。 "絵を描く人"とでもいっておく。 絵を描く人の、そしてものづくりに携わる者のはしくれとして、たとえそれがポジティブだったとしても作品に対して感想を言うことにとても慎重になってしまう。 どんな作品であれ、作品を完成させることの難しさを知ってしまったからだと思う。 ONIも相当な数の人の努力の結晶だと思
この記事は2022年8月23日(火)にオンラインコミュニティ"Curious"の仕事部屋チャンネル内で限定公開したスタッフ川崎の記事です。 8月23日(火) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こんにちは☀️ 先日初めてビールを飲んだのですが、思ったよりは飲みやすかったものの結局好きにはなれずに終わった川崎です😂🍺 今日は先日のスケッチを振り返っていこうと思います! 今回は食べ物を描きたいということで、 みんなで近くのデパートに行き モチーフを選ぶところからスター
今、絵描き界隈に激震が走ってる。 それは"Midjourney"というテキストを入力するだけで超高品質の画像(絵)を生成してくれるソフトができたから。 AIの得意分野は“100点を取ること“だと思う。 “正解を出すこと“とも言えるかもしれない。 今はまだ、解像度の荒い(イメージを絵にするだけの)絵しか生成できないが、AIが映画を丸ごと一本作ってしまう未来も、そう遠くない気がする。 人を感動させる脚本の作り方なんて、半世紀も前にハリウッドで確立されているし、本屋に行けばい