読書感想文
小川糸さんのキラキラ共和国を読んで。
この本は前作のツパキ文具店からの
続編で私は前作は読んでいませんが
読んでなくても充分に楽しめました。
まずこの本で惹かれた所はツパキ文具店での
代筆屋というお手紙を書いてくれるという
お仕事。
お手紙というタイムトリップした様な
時が少し止まった様なそしてそのひとつひとつのお手紙のいろんな人の人生模様が心にしみる
本であったなぁと感じました。
そんなお仕事をしながら主人公のポッポちゃん
の私生活のお話しがまた温かくホッとしました。
子持ちのミツローさんと一緒になるポッポちゃんですが血の繋がりがなくても一歩一歩
時間をかけて繋がっていくのがとても素敵だな
と思いました。
そして題名のキラキラは色々な所にあり
子供のQPちゃんとお姉さんの子供の雷音君の
ふたりのキラキラネーム。
目を閉じて心の中にはキラキラが輝いている
キラキラ。
ポッポちゃん達の家族はキラキラ共和国。
空を見上げるとキラキラした星があって
その中には亡くなった先代や美雪さんも
みんないてキラキラと輝いている。と。
この随所に出てくるキラキラも心を明るく
してくれました。
この本を読んでいる間は時間がゆっくりと
進んでいる様でとても心地よい気分でした。
小川糸さんの少し前の作品の様ですが
落ち着いて温かい気持ちになりたい方
ぜひ一度手に取って読んでみられたら
いかがでしょうか♪
#小川糸
#キラキラ共和国
#手紙
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