24歳会計士が異業種への転職活動した結果。(エントリー企業公開)
会計士と書いてみましたが、
正確には修了考査発表待ち、
早く会計士にタイ…ナリタイ…
さて、タイトルの通り僕は昨年、
監査法人から異業種に移るために
転職活動をしました。
無事転職活動は成功に終わったわけですが、
当時はだいぶ苦労しました。
なぜなら…
会計士の異業種転職の情報がない!!
これに尽きます。
調べても調べても
「会計士は経理から引く手あまた!」
「FASなどには転職しやすい!」
こんな感じの情報ばかりでてくるわけです。
✅年収はどうなるのか
✅通過率はどうなのか
✅履歴書に何を書けばいいのか
etc…
何もわからないまま手探り状態で
転職活動を進めました。
僕と同じように
「会計士以外の道も気になる…」
という方のために、
僕の転職活動で得た一次情報をまとめておきます。
簡単に内容をまとめるとこんな感じ。
①僕のスペック&転職の経緯
興味ないかもしれませんが、
僕のスペックを公開しないと前提が
ブレるので簡単に自己紹介します。
こんな感じです。
まあよくいる大学の時に会計士を
受験していたタイプですね。
監査法人からプライム企業の
マーケ部に転職しました。
なぜこのタイミングで転職をしようと思ったか?
という話ですが、理由はたくさんあります。
が、強いて言うなら、
✅論文合格時点で監査を長く続けるイメージがなかった
✅マーケティングに元々興味があった
✅監査で誰かの役に立ててるという実感を得にくかった
✅異業種転職な以上、若さが重要だと判断した
あたりですかね。
あとは資格があるからこそ、
資格がなくてもできることに
チャレンジしたいと思いましたね。
監査関連はあとでやりたくなったら
戻ればいいか、という心持ちでした。
それが資格の強みですしね。
そんなこんなで昨年の2月くらいから
ぼちぼち転職活動を開始しました。
②転職の軸とエントリー企業一覧
転職の軸は
①マーケティング業務に携われること
②会社の事業に興味が持てること
の2つでした。
特に②は個人的に大事にしていました。
営業だろうと経理だろうと
企業の一員として働くわけで。
その企業が行ってるサービス・事業に
興味を持てなかったり、
好きになれないのは働く上で、
致命的だなと個人的に思ったからです。
その上でエージェント経由で
ESエントリーをした企業は下記です。
①GMOインターネットグループ株式会社/SNSマーケター
②株式会社じげん/Webマーケター
③株式会社CyberZ/プロモーションプランナー
④サイボウズ株式会社/ カスタマーマーケティング(ポテンシャル)
⑤ギークス株式会社/広報・PR・SNS運用担当
⑥株式会社エニグモ/SNSマーケティング
⑦BASE株式会社/BASE_ビジネス オープンポジション
⑧株式会社ギフティ/マーケター
⑨株式会社ラーニングエージェンシー/マーケター(社名変わったっぽい)
⑩アンダーワークス株式会社
⑪株式会社Regrit Partners
⑫株式会社アルゴエイジ
⑬株式会社レオソフィア
⑭株式会社ウィルゲート
⑮株式会社ナイル
⑯転職先プライム企業
こう見ると結構受けてますね。笑
エージェントを使うとわかりますが、
結構な量の企業を紹介されます。
その中から転職の軸に沿って
絞った結果がこの16社です。
③ES通過率
ES通過率は
37.5%(6/16)
でした。
通過したのは
①サイボウズ株式会社
②アンダーワークス株式会社
③株式会社Regrit Partners
④株式会社レオソフィア
⑤転職先プライム企業
ナイル、BASEあたりは結構志望度高め
だったのですが、残念ながら😢
もう一社通ったのですが、
そこはES通過後の面談で
「ちょっと合わなそうだな、、」
と思い辞退したので、
ここでは名前を伏せさせていただきます。
数値にしてみると意外と通ってるように見えますが、
志望度の高かった企業はほとんど落とされましたね。。
「会計士資格は転職に強い」
とよく言いますが、異業種に行く場合は
そこまでワークしないかなと。
落選理由は基本的に
「即戦力を探していて、経験が不足してる」
というものが多かったです。
未経験なので落とされて当たり前。
会計士試験に学生で合格してるという点に
ポテンシャルを感じてもらえたらラッキー。
そんなテンションでエントリーしてました。
④各社面接結果
実際に面接を受けたのは上記5社です。
それぞれの結果と概要をまとめます。
1.サイボウズ株式会社
選考結果:2次面接落ち
サイボウズはSaas企業ですね、
有名どころのサービスだとkintoneとか。
確か3次くらいまであって、
回を追うごとに面接者の職階が
上がっていくスタイルだった記憶です。
社員の方の雰囲気がすごく自分に合いそうだったのと、調べた感じホワイト企業っぽいなと思ったので、
面接を受け始めてからの志望度はかなり高かったです。笑
2次面接も手ごたえあったのですが、
まさかの落選で悔しかったです、、ギギギ
2.アンダーワークス株式会社
選考結果:1次面接落ち
アンダーワークスは簡単にいうと
デジタルマーケティングを軸とした
コンサル企業ですね。
今選考フローがどうなってるかは
わからないのですが、
当時は代表の方とまず1on1という形でした。
(物腰柔らかくてオーラのある素敵な方でした)
落選したのは、
面接の回答の仕方を上手くできなかった
自覚があったのでそれかと。
ちゃんと話は考えたのですが、
「あ、伝え方ミスったな」
と落選を察してました。
3.株式会社Regrit Partners
選考結果:1次面接落ち
ここはDX分野に強みがあるコンサル企業ですね。
希望すればビジネスサイドに携われるとのことで
エントリーしましたが、正直そこまで志望度は
高くなかったです。(すみません)
熱量不足が伝わったのかは
わかりませんが、無難な面接に終わり、
そのままお祈り、という形ですね。
ただ、面接していただいた方は
とても丁寧でしたし、
この会社特有のよさげな制度も
紹介いただき、感謝しかありません。
4.株式会社レオソフィア
選考結果:内定
ここは結構面白い会社で、
色んな事業やってるんですよね。
メディア事業、DtoC事業、店舗事業など。
僕が実際に行ったことあるシーシャ屋さん
も実はここが運営してることが発覚し、
驚きました。
(雰囲気のいいシーシャなのでめちゃおススメです、新橋にあります。)
確か3次まで面接があり、
最終面接の際には目黒のオフィスにお邪魔しました。
僕はこの会社のメディア事業で
面接を受けていて、
「しっかりマーケティングに携われそう」
という理由で進路の選択肢の1つでした。
5.転職先プライム企業
こちらはちょっと詳細は伏せますが、
面接1回とペーパーテストでした。
正直ここは志望度かなり高かったので、
内定いただけてラッキーだなと。
先ほど
「異業種に行くなら会計士資格はそこまでワークしないかも」
といいましたが、
ここの内定に関しては実は会計士資格が
活きました。
この話もまたそのうちnoteに書こうかな?
と思うので気になる方は
Twitterなどフォローいただけると幸いです○
⑤提示年収
内定をいただいた会社はもちろん、
いただけなかった会社や
エントリーだけした会社についても
エージェント経由で大体の相場感を聞いたりします。
さすがに
「この会社はいくらで~」
とは書けないですが、
ざっくりとした感覚を書いておきます。
今回の異業種転職のケース、
コンサル系だと、
550~650万くらい。
事業会社だと
400~450万くらい。
が、感覚ベースですが
相場観です。
「低くね!?」
と思うかもですが、
意外と監査法人ってもらえてる方なんですよ。笑
(僕が未経験の分野にいくからってのもあります)
ただ、年収下げてでもやりたいことをやったり
新しいことにチャレンジするのは
大事だと個人的には思います。
年収のために生きてるんですか?
本当に年収下げたら生活は困窮しますか?
年収下げるということを
脳死で拒否してるだけじゃないですか?
1回自分を見つめ直すと
キャリアに幅が生まれるかもしれません。
まとめ
「会計士は転職に強い」
と言いますが、異業種転職だと
そこまでワークしません。
ただ、資格自体の価値より
”難関試験に合格してる”
というポテンシャルの方を評価してくれる企業は
多いなと感じました。
全くの異業種転職をするなら、
✅年齢の若さ
✅試験合格というポテンシャル証明
の2つで勝負するのが無難かなと思います。
「とりあえずマネージャーくらいまでは
監査法人にいて…」
というのも1つの選択肢ではあります。
が、判断の先延ばしとしているのであれば、
自分の選択肢を狭めるだけなのでお勧めしません。
年収はもちろん下がります。
スタッフの給料からしても、
100~200万は下がるはずです。
しかし、他の業界に飛び込んでする
色々な経験を100万で買った、と考えれば
安いもんじゃないでしょうか。
その経験、多分10年後には
100万では買えなくなりますよ。。
今後もこういう記事書こうと思うので、
感想などくれたらモチベーションになります○
よかったら↓のツイートへの引用で
感想もらえたら…(傲慢)
あとスキボタン押してくれると喜びます。笑
あとはいるかわかりませんが、
個人的に相談乗ってほしいという方いたら
下記LINEまで連絡ください。笑
別に個人情報誰かに話したりとか本当にないので、、
ではでは。