脳のデフラグ(最適化)は大切だ
昨日は久しぶりに、思い切り自分のために費やした。朝一の note だけ書き上げ、もう一度昼過ぎまでひたすら寝た。起きたあとぼんやりニンテンドー Switch を引っ張り出して、終わっていないゲームたちを楽しんだり、Prime Video で映画を観たり読書をしたり。飽きたらまた昼寝した。
ずっとずっと、ひたすら脳にアイドリングを効かせてエンジンをふかし続けている気がする。脳への負担が、眼精疲労など身体にも影響している。だから、回せるタスクを後回しにして一度「(仕事を)何もしない」というオフを設けた。
最初は慣れず、何かしないとという罪悪感こそ浮かんだが、「あえて何もしない」という精神快楽の領域が徐々に侵食を叶え、ほどなくして "完全にオフの思考" にみごと切り替わっていた。単純なものだ。
コンピュータと一緒で、脳や身体に対してもデフラグ(最適化)が必要なんだなと思う。ふだん断片的な記憶や感情たちが、順番なども気にせず無秩序に脳内を席巻しているのを、順番に並べ直してあげるのだ。
たとえ一日でも「休む時にはひたすら休む」を行うと、意識の流れが正常化し、新しいアイデアが生まれやすくなる。というより、常に潜在的に埋もれていたアイデアの源泉が、再度具体的に顔を出す…といった感じか。
知らずしらずのうちに同じ方向へずっと思考を傾け続けている状態から、休むということである種の「発想の転換」が行われる。そのことによって、過去にふと生まれては消えていった様々な "何か" を思い出すことができ、それが新鮮な気持ちを再度呼び起こさせ、現状のタスクにおいても新たな意欲でフレッシュに対峙することができるんだな。
頭の中を再収納し、空白(スペース)を確保すると、焦りが消え選択肢も増える。同時に、空いた時間に何かをするのではなく、空いた時間をあらかじめ作ることも必要だな、と再認識した。
ただ休んでるだけのことに対し、いやに大げさな書き方になったが、たとえ何でもないことでも散々こすられたことでも、自分自身の記録、楔として「脳のデフラグは大切だ」と書き記しておく。
今日はこんなところで。