よっしゃ、まかしとき

　昨日は COPY HOUSE でお店に立ちながら不思議な感覚に陥ったので、忘れないようにメモ。
　
イベント中機材トラブルが起きたんだけど、普段は復旧のため焦りでパニックになるところ、何故か根拠のない「上手くいく」が頭の中で働いて、終始にこやかにしていたら、トラブルが好転してとても良い空気感を生み出した。さらには、そのトラブルの大元となった機材の故障も回復した。

　自分の力でどうにもならないことに対し「見えない何かに預ける、任せる」というマインドに自然に傾き、自暴自棄ではないタイプの "どうなってもいい、どうなってもそれが正解" といった感覚に陥った瞬間、何かしらスイッチが切り替わるように場の空気が明らかに変わった。

決して自分が中心でもなんでもないんだけど、自分のスタンスに呼応するように、空気が萎縮することなく、むしろ一体感のようなグルーヴも生まれ、結果的にとても楽しいイベントとして成立したのだ。

　自分に圧倒的に足りない部分って、こうしたところなのかな、と改めて感じる不思議体験。自分で何とかしなきゃ、という心の枷を外した瞬間、バトンを渡された専門的な "見えない何か" が、「よっしゃ、まかしとき」と言わんばかりに勝手に持ってきてくれる奇跡。たくさんのヒントを肌で得る、貴重な一日だった。

ありがとうございました。