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書類の「住所」が決まるラベルで、職場や自宅を美しく

あの書類どこいったっけ? たしかあの棚にあったはず。いやいや、こっちのファイルに挟んだのでは。おかしいな、こっちの棚だっけ。

そうこうしているうちに、あっという間に時間は過ぎていきます。

仕事にかけられる時間、いや人生において与えられた時間はそれほど多くありません。ほんとうにやりたいことに時間と情熱を注ぐためにも、不必要な時間のロスは避けたいものです。

そこで役に立つのが「WORKERS'BOX」という名の書類収納ボックス。プロジェクトごと、案件ごとに「住所」を定めて、書類を探す時間を限りなくゼロに近づけることができます。



ただ、ひとつだけ使い勝手に課題があったとすれば「住所の表示の仕方」です。

WORKERS'BOX は丈夫な紙でできており、本体に直接ペンで手書きをすることができます。背表紙にプロジェクト名を書いておけば、どこになにがあるかは一目瞭然。

また、直接書きこみたくないという人はマスキングテープを貼って、その上から手書きをするという方法もあります。


背表紙に直接手書きした例


マスキングテープを利用した例


ところが見聞きした限りでは「自分の書く字が好きじゃない」という理由で敬遠している方がたくさんいらっしゃいました。何を隠そう自分自身が書く字もお世辞にはきれいと言えず、何かいい方法はないかと思っていました。

そこで見つけたのが「DYMO」。昔懐かしいタイプライターのように、1文字ずつタイプしていくラベルライターで、これはこれでアリでした。

アルファベットや数字を1文字ずつタイプ


見た目はけっこうカッコいい


ただ、「DYMO」で打てる文字は基本アルファベット。文字盤を変えればひらがなやカタカナも打ち込めますが、漢字を使うことはできません。

なので自分で打ち込んだ「INSURANCE」なんて文字を見て「INSURANCEってどういう意味だっけ?」と頭にはてなマークを浮かべることもありました。(英語の勉強が足りませんね)


ずらっと並べてスッキリ見える WORKERS'BOX の世界観を壊さず、インテリア的に美しさを保ちたい。それでいて「書類の住所」を分かりやすく表示させたい。

そんな欲張りな方法がないものかと思案していたのですが、今回、正解を見つけてしまったかもしれません。


これは brother のラベルライター「P-TOUCH CUBE」で独自に作ったラベル。

そう、WORKERS'BOX と正式に提携し、インデックス欄のサイズに合わせたラベルが作れるようになったのです。

「P-TOUCH CUBE」はあらゆるモノに貼れるラベルを自作できるラベルライター。パソコンを使わず、スマートフォンのアプリで文字を入力し、その場でプリントできる便利なアイテムです。



用意するもの


ここからは「P-TOUCH CUBE」を使った WORKERS'BOX のラベルを作るのに必要なものを紹介していきます。


(1)P-TOUCH CUBE

PT-P710BT


「P-TOUCH CUBE」は全部で3種類あります。テープ幅3.5mmから12mmまで対応のもの、24mmまで対応のもの、36mmまで対応のもの、の3つです。

「P-TOUCH」シリーズはいくつか機種がありますが、「P-TOUCH CUBE」であればパソコンを使わず、スマートフォンのアプリを使って文字の編集ができます。


(2)専用マスキングテープ

おすすめは「黒のマスキングテープ」です。マスキングテープであれば貼って剥がして、また貼ることができるため、位置ズレを直したり、新しいラベルに貼り替えたりもできます。

「黒のマスキングテープ」はbrotherさんの公式通販サイト・ブラザーダイレクトで購入できます。黒以外も含む3色セットであればAmazon等でも手に入ります。

もちろん、黒以外の色や柄、マスキングテープ以外のテープでもラベルを作ることはできます。



(3)専用アプリ

「P-TOUCH CUBE」専用のスマートフォンアプリをインストールしてください。ダウンロードは無料、課金もありません。

App Store


Google Play



ラベルの作り方


続いて、「P-TOUCH CUBE」を使った WORKERS'BOX のラベルの作り方を解説していきます。


(1)専用テープを本体にセット


(2)スマートフォンと無線接続

Bluetoothで接続できます


(3)アプリを立ち上げる

「書類収納」→「WORKERS'BOX 用ラベル」へ


(4)任意のテキストを入力

アイコン、英字、日本語部分の3か所


(5)プリントして背表紙に貼る

テキスト入力後に「印刷」をタップ


貼りやすいよう設計されたラベルの粘着面


WORKERS'BOX のインデックス欄にぴったり


完成図



どうでしょう。こうして並べてみると、ずいぶんスッキリしたと思いませんか?

ラベルのおかげで「住所」が決まり、必要な書類を探す手間や時間がなくなって、インテリア的にも整然とした印象があります。

美しく整理整頓するポイントは「同じフォーマットで揃えること」と、よく言われます。同じメーカー、同じサイズ、同じ色の収納アイテムで統一感を持たせることで見た目にもスッキリします。

その点、「P-TOUCH CUBE」を使ったラベルは「ラベルのサイズを揃えられる」「手書きではない文字でフォントを統一できる」という特長があり、まさに同じフォーマットで揃えられるというわけです。

ぜひ「WORKERS'BOX」と「P-TOUCH CUBE」を活用して、書類を探す時間をゼロにしてください。そして、やりたいことや、やるべきことに注げる「自分の時間」を生み出していただけたらと思います。


協力・監修


今回、WORKERS'BOX の「P-TOUCHラベル化」にあたっては、お片づけのプロを育てる日本ライフオーガナイザー協会さんに監修いただきました。

代表自ら WORKERS'BOX を愛用してくださっていて、とても素晴らしいプロジェクトになりました。この場を借りてお礼申し上げます。

開発の経緯が綴られたブログはこちらからどうぞ。



【松岡厚志 PROFILE】

ハイモジモジ代表。書類収納の決定版「WORKERS'BOX」ほか、思わず膝を打つアイデア・プロダクトを発信している。フリーライター、ネーム・デザイナー(ネーミングの専門家)、モノづくりするラジオ局「Quest FM」のDJ Atsushi、御茶の水美術専門学校非常勤講師(-2020)などの顔を持つ。

個人サイト >>> https://www.atsushi-matsuoka.com/
企業サイト >>> https://www.hi-mojimoji.com/
WORKERS'BOX
>>> https://www.workers-box.com/
ネームデザイナー >>> https://www.name-designer.tokyo/
Twitter >>> https://twitter.com/513MHz
Instagram
>>> https://www.instagram.com/513mhz/

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松岡 厚志 / HI MOJIMOJI
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