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今日からきみも「貼り鉄」に
何かに夢中になれるひとはすごい。
マニアやヲタクと呼ばれる熱狂的な方々がある分野を掘り下げ、脇目も振らず夢中になってる姿はどこかうらやましい。特定の何かにハマれないタイプの人間にとって、熱意をそそぎこめる対象がある時点で尊敬の念を覚える。
たとえば身近にいるのは、鉄道に心酔してるひと。
「乗り鉄」「撮り鉄」といった「○○鉄」の名で細分化されたジャンルが多数ある中で、その方は「模型鉄」なのだけど、所有していない鉄道模型はないのではと思えるほどのコレクションをお持ち。しかも適切に保管するための道具を開発されていたりもする。
そんな姿を傍目から見るにつけ、「自分には無理だ」と思ってしまう。
なぜなら、その方はこれまで持てる時間や資金といったリソースを相当つぎ込んできたはずで、同じ土俵に今から飛び込んだとて勝てる気がしないから。いや、勝ち負けではないのは分かっているのだけれど。
だから「今はその対象が見つかっていないけれど、何かハマるものがもしあれば」「まだ誰も踏み入れていない、ほとんど知られていない分野がもしあれば」なんて思いながら日々を生きている。
そういうひと、自分だけではない気がする。
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ここに私たちハイモジモジがデザインした、「TAPE STATION」という商品がある。実在する電車をリアルに再現したマスキングテープのシリーズ。
東京駅や渋谷駅、新宿駅、上野駅といった「駅」を発着または往来する電車を、鉄道会社を問わずひとくくりにしている商品だ。
(もちろん各鉄道会社の商品化許諾済み)
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2020年11月に第1弾を発売し、現時点(2023年12月)で商品化できている車両はのべ36種類。東京を走る電車がほとんどなこともあり、全国的な知名度を獲得するにはもうすこし。
けれども「紙博」や「東京蚤の市」「文具の博覧会」といった販売イベントではすでに人気で、駅構内の雑貨店にも並び始めるなど、草の根的な広がりを見せ始めている。
ここでひとつ提案。
まだ夢中になれるものが見つかっていないひと、「TAPE STATION」にハマってみるのはどうでしょう?
ユーザーの中には「使うのがもったいない」といってコレクションされたままの方もいて、扱い方はもちろん人それぞれの自由なのだけど、マスキングテープなのだから、私たち的には思い切って「貼り鉄」になってもらいたい。
たとえば手帳。たとえばノート。たとえばお家の壁などに。
好きなところに貼りまくって、好きなところに好きな電車を走らせてほしい。小さなお子さんも「貼っていい」となったら、どこまでも貼りまくって楽しめるはず(わが子も実際そうでした)。
マステだから、何度も貼って剥がせるしね。
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まだほとんど知られていない「貼り鉄」なる新ジャンル。これから夢中になって、とことん極めてくれるのは、いまこれを読んでいるあなたなのかもしれない。
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【お知らせ】
みんな大好き、黄色い新幹線のお医者さん「923形電気軌道総合試験車」が待望の商品化。「郵便局のネットショップ」で先行受注販売を行っています。
受注期間は2023年12月20日(水)まで。どうぞお早めに。
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【松岡厚志 PROFILE】
ハイモジモジ代表。書類収納の決定版「WORKERS'BOX」ほか、思わず膝を打つアイデア・プロダクトを発信している。フリーライター、ネーム・デザイナー(ネーミングの専門家)、モノづくりするラジオ局「Quest FM」のDJ Atsushi、御茶の水美術専門学校非常勤講師(-2020)などの顔を持つ。著書に『じわじわくる文具』(玄光社刊)。
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![松岡 厚志 / HI MOJIMOJI](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/82616322/profile_45398936d3c52c933485c0d3ec01b6bf.jpg?width=600&crop=1:1,smart)