カリフォルニアが私をかえた #4
さて なんとかプリスクールに通い始めた子供。
いろんなことに気づきました。
見学時に気がついたのは、プリスクールのマネージメントをしている人と、子供たちをみている先生達との関係性。
マネージメントしている方が学校を案内してくれるのですが、各教室や会った先生方の反応は学校によってまちまち。
私たちが入って行っても真剣にカリキュラムを続けるちょっと緊張した雰囲気、全体的に暗い、すべてがウェルカムで声をかけてくれる、給食を作る人や掃除をする人も学校の一員として親しげに話してくれる、子供達が嬉しそうに寄ってくるなど、いけばその学校の雰囲気を感じることができます。
給食の内容、トイレなどの衛生面、カリキュラムや年間行事も。
アメリカの学校では学年が複数クラスあったとしても、やり方や内容は先生に任せられています。各年齢で学ぶべきことというのはありますが、どうやって学ぶのかは担任の先生次第。
また、先生がある日突然辞めるということも何度かありました。
我が子は2つのプリスクールに通いましたが、1つのプリスクールでは、うちの子供のクラスであらかじめ事前に知らされてた2件、クリスマスパーティーのその日に突然辞めた1件がありました。
もしかすると、その学校は先生にとってよい環境ではなかったのかもしれません。
もう一つの学校は、値段は高かったけれども、カリキュラム、先生の対応すべてが素晴らしいものでした。
マネージメントをしている方は子供のためにいろんなイベントを企画、各クラスの状況も本当によく把握されていました。人柄もおおらかで優しく、先生の休憩や勤務などで人が足らなければ自分自身で積極的にもサポートしていました。
カリキュラムもかなりしっかりしており、人クラスに先生が三人体制。カリキュラムの中でなかなかできなかったことはプリントでコメントがあり、練習しましょうと書いてくれていました。
学校で何を学んで、何がうまくいかなかったのか、しっかり家でも把握できましたし、何より先生がそれをきちんとみてくれているのがとても嬉しかった。
そのおかげで、年齢なりの英語をしっかり身につけることができました。アメリカの現地校にいく時に受ける英語力のチェックでも、ほぼ満点をとることができました。
その他、通常日本の保育園や幼稚園ではおもちゃを持ってきてはいけない、余計なものを持ってきてはいけないというのが基本だと思います。
しかし、小さい子供というのはお友達に自分のおもちゃを見せたい!女の子はアクセサリーも付けたい!というのが本心。
アメリカのプリスクールでは、ダメと言われません。うちの子供が通ったはじめの学校ではなんでも好きなものを好きな時に持って行っていました。ただ、当然ながらその物に何かあった時は « 自己責任 »です。
小さい子供なので、なくしたりお友達と遊んでいるうちになくしてしまうこともあります。先生に聞けばもちろん一緒に探してくれたりしました。でも、やっぱりそれは自己責任。なので、子供が持っていくと決めた時にしっかりその話をしておかなければいけません。
私はこの « 自己責任 »という文化が、日本とはかなりちごうなあと感じています。私はアメリカのこの文化が好きです。
これについてはまた別途お話したいと思います。
2つ目のプリスクールでは、おもちゃをシェアする日というのがありました。なので、その日に子供達は自分のおもちゃを学校に持っていくことができるのです。本もシェアして先生が読んでくれていました。
学校にとっても新しい本を買い足すのではなく、家庭からシェアしてもらうことで沢山の種類の本を子供達に読み聞かせしてあげることができます。
プリスクール編は続く、、
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