おっぱい、お断り!後編
それからー
私の生活のすべてが意味を失いました。
もともと母乳のために励んでいた
苦手な水分補給も、今までになくフルーツを
ふんだんに使った朝食も、
栄養バランスが取られた宅配弁当も...
“私は何のために
栄養なんて摂ろうとしてるんだ・・?”
これまで生活の軸になっていたものすべてが母乳のためだった、という事実を目の前にし、
特に食事の間はボロボロと涙が溢れました。
“飲んでもらえないのに...”
何より、娘のあの下唇を噛み震え上がる表情が
私の胸を締め付けました...
何のため...
なんのために治療したの...
なんのためにわたし...
こうして悶々とした気持ちを抱きながら
無血搾乳*を続けていました。
それは次なる試練への幕開けだったのかも知れません。
*参照:https://note.com/norarikurashi/n/n172454314521
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執筆後記》
なお、授乳拒否も悪いことばかりでなく、
のけ反る体勢を繰り返すうち、いつの間にか首が座っていましたわ...アハハハハ