行き過ぎたSDGs? スーパーのお惣菜に一言申す
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これを知ると、スーパーでお惣菜が買えなくなると思います。お惣菜を頻繁に買う人は、読まないことをお勧めします。
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スーパーのお惣菜と言えば、共働きの味方!少々値がはりますが、効率よく栄養素が取れると考える方が多そうです。
SDGsを受けて、スーパーマーケットでは、食品ロスをなくすために賞味期限間近の品物を安く売ったりしております。俗に言う「赤札」ってやつですね。私もよく活用させていただいております(笑)。
その一方でスーパーのバックヤードでは良くも悪くも効率よく食品が流通しています。
例えば、賞味期限の切れた卵はゆで卵、弁当の玉子焼き、親子丼や揚げ物に使用されます。
傷んだ鶏肉はリパックされます。リパックの度に消費期限が延長されます。見た目が悪くなれば、裏返してリパックです。表も裏も見た目が悪くなったら、今度は親子丼や唐揚げなどの総菜に使われます。
傷んだ豚肉も同様の形でリパックが繰り返され、それでも売れ残れば総菜用のトンカツや、カツサンドに使われます。
傷んだ牛肉も同様です。
傷んだ鶏肉、豚肉、牛肉の末路はミンチにされて、ミンチとして販売。ミンチの消費期限が短いのも納得ですよね?もしくはハンバーグやハンバーガーなどの調理パンとして販売されております。
腐りかけた玉ねぎはハンバーグの具材に使われます。
痛んだキャベツは、切り刻んで、カット野菜として販売されます。痛んだ果物は切り刻んでカットフルーツとして販売されます。 賞味期限の切れたお米はチャーハンや、いなり寿司、丼ものなど、味のつく総菜に使われま す。
あくまで一例です。
いまの法律ではスーパーマーケットのバックヤードで作った総菜はそのままその店内で販売する場合に原材料や原産地を明記する必要がありません。
更に、製造日にも「からくり」があります。
製造日は、実際に調理をした日とは限りません。極端なことを言えば、容器のふたを閉めた日でもいいのです。 (食中毒の問題があるので、あくまで極端な例です)
そもそも賞味期限自体が、スーパーマーケットの裁量で決めることができます。 なので製造日だけ見ても、原材料の賞味期限は判りません。
揚げ物で使う油も大量の油を使うのですが、頻繁に交換するとコストが上がるので少しでも長く効率よく使うための工夫がされています。
新鮮なうちは、天ぷらを揚げます。 油が少し汚れてきたら、今度はトンカツを揚げます。更に油が汚れてきたら、最後は唐揚げに使います。 トンカツや唐揚げの色が黒くても気になりませんが天ぷらが黒いと、買う人はいないでしょう。
唐揚げは、売れ残った鶏肉に賞味期限の切れた卵を使い鮮度の落ちた汚れた油で揚げています。
ちなみに、鮮度の落ちた油は、老化を加速させます。揚げ物は酸素に触れる時間が多いと、過酸化脂質がどんどん生まれ、動脈硬化や免疫低下につながります。
そんな唐揚げを食べているのですよ。
【注意】
全てのスーパーマーケットがこの仕組みとは限りません。
気になる人は実際に店員として、そのスーパーマーケットで働いてみてください。
仲のいい店員さんに聞いても、実のところは教えてくれないでしょう。 企業秘密ですから…。
今回は、行き過ぎたSDGsの例として、スーパーマーケットの食品の使いまわしについてお話しました。少しでもお役に立てれば幸いです。