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年中行事って…?


やぁ、いらっしゃい。

「ひな祭りは年中行事だって言うけど、年中行事って何なんだ?」だって?

じゃぁ今日は 年中行事のコトを話そうさね。


年中行事ってのは「毎年 恒例として日を定めて行う催し」ってコトさ。
ひな祭りだって毎年あるだろ?
ひな祭りをしない年は家ごとにあったとしても、ひな祭りの日が無いわけじゃあ無い。
そういうモノを年中行事って言うのさね。

正月祝い、七草粥の日、節分祭、初午、針供養、バレンタインデー、ひな祭り、ホワイトデー、彼岸、花祭り、花見、端午の節句、母の日、衣替え、父の日、お田植え祭、七夕祭り、盆、重陽の節句、月見、豊穣祭、収穫祭、新嘗祭、正月事始め、クリスマス…

まぁぼぼ月に1度くらいはあるさね。

「毎年ある行事」のコトだからね、地域で日にちが違ったり、行事の中身が違ったり、変化していったり…って、そんなのもあるし、「我が家の年中行事」って考えりゃ誕生日祝いなんてのもそうさね。

月に一度くらいは、普段とは違うハレの日として過ごして、氣晴らしして氣力を養いましょってコトだろうさね。



「へ〜。で、どう過ごしゃ良いのか?」だって?

それぞれの年中行事にゃ謂れとかやり方とかあるけどね〜…
ただそれも いつから始まったのかは、史料として残ってたり残ってなかったりさ。
神事だったモノ、宮中行事だったモノ、昭和に入ってのモノ、海外から入ってきたモノ、商業から広まったモノ… 始まりは色々さね。

私が知ってるのも、会った事も無いような昔の人が書物に書いてた事だったり、私が親にしてもらったり聞かされたりした事だし……。


「分かるコトだけでも話せ」って?
しょうがないねぇ…。

じゃあ、私が年中行事をする時に氣を付けるってか、思うコトを話そうさね。
それはね「それをした後 笑っていられるか?」ってコトさね。

せっかくの「ハレの日」で、氣を晴らすためにするのに不機嫌になったり疲れて寝込んだんじゃぁ、面白くないだろ?

元々がどんなモノなのかってハッキリ分かってなくても、いつやるのか分かってりゃ、それに合わせて季節の花を飾って、季節のモン食べて、笑顔で過ごせりゃ氣も晴れて、氣力も湧こぅってモンだろうさね。
何を願っての年中行事かってのが分かれば、それに合わせた事をするのも楽しいだろうさね。
楽しく過ごせりゃ、氣が晴れて氣力も湧いて養える、私はそう思ってるよ。



「じゃあ、ひな祭りはどう過ごすんだ?」って…、まぁ次々と喋らせてくれるねぇ〜w

じゃあ、私のひな祭りの過ごし方を話そうかね。

私が小さい頃の雛人形は、母親が作ってくれた色画用紙のモノでね。
その影響なのか、今は残って無いからなのか、今 飾るのは折り紙のお内裏さんとお雛さんさね。毎年、折り変えるのもまた楽し…さね。
あと飾るのは、花屋で予算を伝えて季節の花を見繕って貰って活けるくらいかな?
活けるっても、花瓶に入れるだけだけどね。

食事は、季節野菜(菜の花や穂の先など)の胡麻和え、簡単ちらし寿司、ハマグリの潮汁が定番さね。


ん?「桃の花は飾らないのか?」って?

あぁ、桃の花には拘ってないよ。だいたい今の暦のひな祭りには、桃の花は咲いてないからね。
ひな祭りって、元は旧暦の行事だからねぇ、今の3月3日では無かったわけさ。今年なら、4月14日がその日かな?
旧暦の日にひな祭りをするなら、桃の花を飾るだろうさね。


私はね、年中行事ってイベントと思っても良いと思うんさね。
それをする事で、楽しめて、氣が晴れて、季節を感じられるならね。
それがハレの日の過ごし方だと思うんさね。
まぁ、ご褒美デーみたいなモノさね。
だから「しなきゃ!」って身構えるより、「花だけ飾ろう」とか「〇〇だけは食べよ〜」とか楽しめる事を取り入れていくのも有りだと思うんさね。


どうだい?ちょっとは、年中行事が分かったかい?
分かって貰えたなら良かったんだがね。

まぁ、話も長くなったし、そろそろお開きとしようさね。


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