二十四節氣・小寒
2022年1月5日、太陽が黄経285度を通過し、二十四節氣の23番目『小寒(しょうかん)』を迎えたさね。
小寒の期間は、『大寒(だいかん)』の前日(2022年は1月19日)まで。
※二十四節気を簡単に言うと…
「太陽の動きに合わせて1年を24分割した、季節の目安」。
【二十四節氣って…?】には、もう少し詳しく伝えてます。
《 小寒って?》
小寒の“小”は「わずかな」の意味があるんさね。
「まだ寒さは始まったところだよ」って感じだろうね。
小寒の始まりの日は「寒の入り」とも言われる日さね。
(寒があけるのは節分)
寒さの底は、これからやってくる。
寒風と雪を引き連れて冬将軍が日本へと到来し、本格的な寒さが訪れ、寒さが厳しくなり始め、池や川などに張る氷は厚みを増してくる。
「冬本番」まさに そんな時季さね。
麦の厄日とも言われる「寒四郎」、豊穣の兆しと言われる「寒九」と農業に関わる雑節があったり、寒稽古、寒中水泳、戎祭り、鏡開き…と、何かと行事があったりもするのが小寒さ。
《 小寒の身体のコト》
年末からの疲れが出やすかったり、寒さも乾燥も厳しくなり、風邪やインフルエンザも流行ったりするのが小寒の頃さね。
動物はまだ冬眠しているこの時季、人も動物だから、フルパワーで動くより、体調に氣を付けながら、身体を労るコト・温めるコトを忘れずに過ごしたいねぇ。
身体にとっての労いでオススメは、なんと言っても睡眠さね。
睡眠がシッカリと取れるよう、お布団や寝室は温めておくのがオススメさ。
部屋の乾燥対策もしとくと なお良しだなぁ。
《 旬の食材・小寒 》
消化器の労いに七草粥や七種粥はオススメさね。
7日だけでなく、白粥や卵粥であっても、小寒の頃にはオススメさ。
小豆もオススメ食材でね、鏡開きの頃にはぜひぜんざいやお汁粉、小豆粥で召し上がっていただきたいなぁ。
・れんこん・ねぎ・長芋・山芋・ごぼう・春菊・白菜・ほうれん草・大根・ユリ根・クワイ・水菜・セリ・みかん・伊予柑・オレンジ・クエ・ハマチ・ぶり・ヒラメ・牡蠣・あんこう・ワカサギ …… などなど。
今日も寄ってくれてありがとね。
年始の挨拶もせずに寒に入ってしまって、すまないさね。
年末年始は楽しく過ごせれたかい?
楽しく過ごせたとしたら幸いさねぇ。
自分の体調を治せるのは自分しか居ない。
寒いと身体が縮こまり、ちょっとした変化だと見逃しやすいからね。
身体が教えてくれる変化を見逃さぬよう、ご自身を労う事を忘れずに過ごして、今年も楽しい年にしておくれよね。
さて、そろそろ お開き
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