ドライブとメンテナンス
私は車を操作する事が好きだ。
ドライブが好きだ。
ロックを解除し、ドアを開ける。
車の独特の匂いが鼻をくすぐる。
シートに座って背もたれを調節し、右足をブレーキに置いてシートポジションを決める。
シートベルトを締め、(MTの場合はクラッチを踏み)エンジンを回す。
この一連の動作の中で自分のスイッチを入れていく。
エンジンを回す瞬間のワクワク感はたまらない。
あの山の向こうまで行けるだろうか?
あの浜辺から見る海の色は何色だろうか?
雨音の弾ける音は?
風の吹きつける車体の振動は?
ステアリングから来る反応は?
シートから来る情報は?
そんなことを考えて鼓動が高まるのだ。
大して運転が上手いわけでもない。
徹頭徹尾、下手の横好きだ。
それでも運転が好きで土日の移動距離も200キロを超えるのは当たり前だ。
1000キロを超えるドライブをする事もある。
だからこそ車のメンテナンスはしっかりとしていなければならない。
オイル交換、タイヤの溝や空気圧はもちろん、ブレーキの残り量から始まり、足回りのヘタリ具合、各ブッシュ類の状況把握、オイルなどの液体の状態と量、エアコンの効き具合などなど、調べる項目は結構有る。
ディーラーでのメンテナンスの際確認はしてもらうが自分からも有る程度行い把握していく。
安全に、丁寧に、移動する手段としてだけではなく、家族の場所としてのカーライフの為に、私はメンテナンスとドライブを続けている。