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梨泰院にあるLEEUM(リウム)美術館

左側後ろの建物はグランドハイヤットホテル

以前から行きたい行きたいと思いつつ、いつでも行けるから…と先延ばしにしてきたリウム美術館。先日、ついに行ってきました。

Leeum(リウム)美術館は、サムスングループの創始者、イ・ビョンチョル氏が生前に所蔵していた美術品コレクションを一般にも公開するためにオープンした美しい美術館で、館名の「Leeum」とは、イ・ビョンチョル氏の名字の英語表記「Lee」と「Museum」を意味しています。

屋外も素敵です。

それぞれの建物を世界的な建築家であるマリオ・ボッタ、ジャン・ヌベール、レム・コールハースが1棟ずつ設計したことでも有名。
建物そのものが芸術作品であるだけでなく、屋外にいたるまでアート界の世界的巨匠による作品が展示されていて、さすがサムスン!!という言葉がつい出てきます。

しかもオープン当初は大人気で有料だったのに、今年からは常設展示(現代アートと韓国古美術)は無料公開に。サムスン、太っ腹すぎます!
訪問した多くの人が、「ありがとう、サムスン!」という感想をSNS等に残しています。

特に韓国古美術館は何度でも訪れたい空間。
イ 会長が最も愛したという国宝。
高麗青磁、朝鮮白磁のコレクションも素晴らしかったです。
韓国の伝統工芸、螺鈿漆器は圧倒的な美しさ
現代アート館は空間自体が斬新
ディスプレイや、屋外の景色との一体感もさすが
現代アートも見ごたえありました。日本人作家の作品も何点か発見。
お楽しみのミュージアムショップ。韓国の若者の間で、ミュージアムショップのグッズのコレクターが増えているそうです。
アートな古道具も販売されています。
個人的な大好きな韓国のお膳。美しいデザインにうっとり。
現代アート館からの眺め。梨泰院の街が。
広いロビーで一休み。CHAMP COFFEEのリウム限定ラテ。疲れがとれる程よい甘さ。
地下鉄「ハンガンジン」駅から徒歩で10分ほどです。駅前の風景。

数々の国宝を含むサムスンのコレクション。
国立美術館のレベル以上とささやかれています。

李 健煕(イ・ゴンヒ)会長が2020年にお亡くなりになった後、24000点の美術コレクションが国家に寄贈されました。一部は国立中央博物館などで展示中で、イ・ゴンヒ氏のコレクション展としてなかなか予約が取れない大人気展示に。

現在、ソウルのインサドンエリアに李 健煕(イ・ゴンヒ)美術館を新たに建設中で、多くの韓国人がオープンを心待ちにしています。

リウム美術館のコレクションは財団ではなく個人のコレクションということで、今後も様々な企画展示が行われるそう。現在はイ・ゴンヒ会長の娘で美術を専攻したイ・ソヒョンさんがサムスン福祉財団の理事長であり、リウム美術館の運営委員長を任されています。(ちなみに長女のイ・ブジンさんはホテル新羅の社長です。)

リウム美術館のホームページも素敵。

美術館の帰りは梨泰院のカフェ通り等、ドラマ『イテウォンクラス』の世界に浸りつつ、イテウォンをお散歩するのもおススメ。素敵なレストランやカフェが増えています。


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