Ratty123

色々やりすぎて何でも係になっている器用貧乏。 広く浅く専門性ない感じです。

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マガジン

  • Odoo雑記帳

    オープンソースERPのOdooを使った記録。

最近の記事

Odoo開発用Dockerコンテナ改良と16.0対応

OdooのAddOnを開発するために、Odoo公式が配布しているDockerコンテナを色々変更して使っていました。 このコンテナはバージョン14.0用の物を使っています。Odooはほぼ毎年メジャーバージョンが上がっていて、2022年11月現在の最新バージョンは16.0です。 どうせ使うなら最新版ということで、Dockerコンテナを改良して16.0に対応。あと、開発しやすいように変更を加えてみました。 今回作ったDocker-composeファイルとVSCode のdevco

    • 20年ぶりくらいに自作PCを組み立てた

      最後にPCを自作したのはいつのことだったろうか? あれはAMDのAthron XP 2200+を nVidia が作った nForce 2 チップセットを使用したマザーボードに搭載して、グラフィックボードは何を使っていたか忘れてしまった。それでHalf Life2などのゲームをしていたような気がする。 Think Centre M900 Tiny を再生してセカンドマシンにして、これでTropico 5を楽しんでいたのもつかの間。やはりCore i5-6500Tの内蔵グラフ

      • MkDocsのテンプレートを作ってGitHub Pages で公開できるようにする

        MkDocsでは、マークダウンファイルから静的サイトを生成することができます。 それなりに見える形にカスタマイズし、GiHubのアクションで、リポジトリにプッシュされたら自動的にサイトを生成し、GitHub Pages に配置するスクリプトを作りました。 MkDocsのカスタマイズMkDocsの設定は、mkdocs.yml にて実施します。 いくつかのAddOnを導入し、英語と日本語の表示切替ができるようにしました。 CSS h1/h2/h3 のタグに対して Fon

        • Think Centre M900 Tiny を再生してセカンドマシンにする

          自作PC系Youtuberのヨシダさんが好きで、吉田製作所のチャンネルを見ています。チャンネル内では自作PCだけではなく、忖度なしで素直にスマホをレビューしたり、怪しい中華製ガジェットを取り寄せてみたり、3Dプリンターで何か作ったりと楽しいことが繰り広げられているわけです。 そんなヨシダさんの動画を見ていると、自分も何か一丁自作PC的な物をやってみたくなってしまいます。が、先立つものが無い。昨今の円安でほぼ輸入製品に頼っている自作PC製品は高騰の一歩をたどっており、安価な部

        Odoo開発用Dockerコンテナ改良と16.0対応

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        • Odoo雑記帳
          18本

        記事

          Odooの設定画面に項目を追加する ~ AddOnモジュールを作る(3)

          前回の記事ではOdooのAddOnモジュールとして、購買オーダの明細数をカウントして表示する機能を追加してみました。 https://note.com/nora_j/n/n1bd98b2a949c 今回は、設定画面に設定項目を追加する方法を調べてみました。 Odooの設定画面項目保存方法Odooの設定項目はどこに保存されているのでしょうか?項目の情報を見てみます。 デバッグモードを有効にして、設定項目上でマウスカーソルをしばらく停止させます。すると項目情報が表示されます。

          Odooの設定画面に項目を追加する ~ AddOnモジュールを作る(3)

          OdooのAddOnモジュールを作る(2)

          前回の記事で枠組みだけ作ったOdooのAddOnモジュールに、機能を追加していこうとしました。 と、色々やっていたのですが、最初からバリバリに意味のあるAddOnを作成するのは、調べたり覚えることが多すぎて無理がありました。 仕切り直しの実験AddOn作成まずbobtemplates.odooを使ってAddOnモジュールのスケルトンを作ります。 $ mrbob bobtemplates.odoo:addon 質問に答えていくとスケルトンが作られます。 # mrbob

          OdooのAddOnモジュールを作る(2)

          OdooのDockerコンテナでVSCodeからデバッグする

          DockerコンテナでOdooの開発環境を整えました。 この方法でデバッグができるかと思ったのですが、うまく動作しませんでした。 DebugpyでOdooのAddOnをデバッグをできるようにするDebugpyを使ってOdooのAddOnデバッグをできるようします。 Debugpyは、Microsoftが開発しているDebug Adapter ProtocolのPythonによる実装で、このプロトコルを使用すると、他のプログラムからデバッグすることができるようになる物です。

          OdooのDockerコンテナでVSCodeからデバッグする

          OdooでAddOnモジュールを作る(1)

          Odooは主にPythonを使って作られています。 Dockerを使ってOdooの開発環境を整えたので、AddOnモジュールを作ってみます。 開発環境の整え方はこちらの記事を参照してください。 モジュールの枠組みを作るOdooのモジュールは、決まったディレクトリやファイル構成を必要とします。参照:Module Structure Odoo document Pythonファイルと、ビューなどを定義するXMLファイルを適切に配置することで、Odooへインストール可能なモジュー

          OdooでAddOnモジュールを作る(1)

          Odooで在庫管理する~在庫管理アプリ

          Odooでは在庫管理をすることもできます。 本社や工場という大まかな場所に何が何個。というざっくりとした在庫管理から、倉庫の中の棚位置、出荷梱包のルール設定という細かな設定まで可能となっています。 今回は在庫管理アプリをインストールして、大まかな在庫管理をしてみることにします。 在庫管理アプリのインストールOdooの動作検証用環境には、リミットレステクノロジーというダミーの会社を設定しています。リミットレステクノロジーでは、購買アプリに続いて在庫管理のアプリも導入することに

          Odooで在庫管理する~在庫管理アプリ

          OCAのモジュールでビューを変更してみる

          OCAのPurchase Reception Status を変更してみる変更するAddOnをOCAから探してみました。 OCAでのモジュール探し方はこちらの記事にまとめてあります。 Purchase Reception Statusモジュールは、OCA/Purchase-workflowというプロジェクトの中で開発されています。このモジュールは購買発注の入庫ステータスを発注一覧に表示する物です。 今回はこのモジュールを変更してみます。 リポジトリをOdooコンテナのAd

          OCAのモジュールでビューを変更してみる

          OCAのモジュール変更管理方法を調べる

          前回は、VSCodeを使ってDockerコンテナーで動かすOdooのAddOn開発ができるようにする環境を整えました。 今回は、OCA (Odoo Community Association) で開発・メンテナンスされているモジュールがどのように管理されているか確認しました。 OCAでのモジュール変更管理OCAのサイトにコードでのプロジェクトへの貢献方法がまとめられています。これを読んでからモジュールの変更や新規作成をしましょう。 1. GitHubのアカウントを作る

          OCAのモジュール変更管理方法を調べる

          Docker+Odoo+VSCodeでOdooのAddOn開発をする準備

          Dockerで動いているOdooでAddOn開発環境を整えてみました。 まず、Docker-composeを使ってOdooが動作するようにする必要があります。以下の記事を参考にDcoker-composeでOdooが動くようにしてください。 DockerでのOdoo開発環境を整えるまずDockerで開発できるように開発環境を整えます。 VSCodeを動かすためのボリューム作成 docker-compose.ymlを編集して、VSCode用のボリュームを作成しました。 o

          Docker+Odoo+VSCodeでOdooのAddOn開発をする準備

          Docker-composeを使ってOdooを動かす

          今までは、Odoo14とPostgresSQLをそのままDockerで動かしていました。 dockerコマンドやDocker desktop の Dashboard でコンテナを起動したり停止するのはちょっと面倒です。 複数コンテナの設定をまとめて、一気にコンテナを起動するためにdocker-compose を使ってみました。 Docker compose の設定ファイルを作るDocker compose の詳細は公式サイトの解説や、Google大明神に聞くと色々出てくる

          Docker-composeを使ってOdooを動かす

          Dockerで動かすOdooにAddOnを追加する

          Docker hub で公開されているOdoo公式のDocker imageでは、AddOnを追加する場合、/mnt/extra-addons から読み込まれる。と書かれています。 OdooコンテナにホストのディレクトリをバインドするDocker のオプションでホストのMac側ディレクトリをコンテナ側の/mnt/extra-addonsにバインドでマウントするようにしましょう。 Docker desktop for Mac を使っている場合は、Preferences>Res

          Dockerで動かすOdooにAddOnを追加する

          Odooの帳票カスタマイズと開発者モード

          Odooの標準で用意されている帳票類は、必要最小限の情報しか含まれていないそっけないシンプルなものとなっています。 これらの帳票をそのまま使っても良いのですが、流石にもう少しなんとかしたいと思う人が大多数ではないでしょうか? Odooの帳票類をどのようにカスタマイズするか調べてみます。 Odooの帳票類をGUI上でカスタマイズする方法Odooの帳票類をカスタマイズする方法はいくつか存在しています。 調べてみたところ・・・ 全体のレイアウトは、管理設定>一般設定>ビジネス

          Odooの帳票カスタマイズと開発者モード

          今度こそ購買アプリで発注する

          前回は購買アプリで購入しようとしたところ、思わぬ事態が発生しOdooのDBに入り込んでしまいました。気を取り直して、今回こそ購買アプリを使って何か購入したいと思います。 仕入れ先を設定 見積依頼を発行 仕入れ先からの見積書で価格と納期を設定 購買発注実行 納品 仕入先請求書登録 支払い登録 購買アプリで発注するまずは購買アプリをインストールします。 無事エラーもなくインストール終了しました。 購買アプリに移動しましょう。 仕入れ先を登録する 発注する前に

          今度こそ購買アプリで発注する