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Sergio Mendes 逝去


かなり高齢になっているのは分かっていましたが…
現代的なサウンドで近年でもアルバムをリリースしていて、決して過去のアーティストという感覚はありませんでした。

何気なくnoteを開くと、でフォローしている人の記事が目に入ってきました。
驚きと残念さ、改めて偉大さを認識するリスペクトの念が湧いてきます。
また、その記事のなかで紹介されているのがAORの曲にアレンジャーとして携わっていたという事…
全く知らなかった一面で、本当に懐の深い音楽性に感服する次第です。


私がセルジオ・メンデスの曲を初めて知ったのはTimelessというアルバムでブラック・アイド・ピーズをフィーチャリングしたMas que nadaでした。
DJで使う音源を漁っている時でしたが、クラブっぽいサウンドでダンサブルかつ陽気なボサノヴァテイストが新鮮でしたね。


オリジナルバージョンのMas que nadaも聴くようになり、レコード屋で見かけた昔の盤をちょこちょこ買っていきました。
改めて調べてみると思っていた以上に多作で、全然聴けてないんですが…
Brasil '65の軽快でありながらセンチメンタルでエモーショナルなアルバム全体の雰囲気や、Sergio Mendes & The New Brasil '77に収録されているアッパーながら渋さを内包しているThe Real Thingが印象に残っています。


また、日本人としては嬉しいのがRENDEZ-VOUSというアルバムですね。
今でもドライブしながらよく聴きますが…私の世代には馴染みのある有名なアーティスト達をフィーチャーした企画盤で名曲揃いです。ブラジル音楽やセルジオの曲だけでなく日本の名曲もアレンジを新たに収録されており、サウンドも現代的で若い世代でも聴きやすいアルバムに仕上がっています。


偉大です。
そして、彼の音楽は聴く人を幸せにしてくれます。


2024年9月

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