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生石高原 フォトジェニックな秋の夕暮れ

和歌山県の北西部に位置する生石高原(おいしこうげん)
秋の夕暮れには標高870mに広がるススキの草原が黄金色に染まり、瀬戸内海の奥に沈む夕日と流麗な山並みを眺めていると…名画のなかに居る様な不思議で心地良い感覚になります。

見晴らしの良いポイントがいくつか有りますが、山頂でも駐車場から20分ぐらいの距離なので、気軽にお散歩する感覚で訪れても大丈夫だと思います。

夕方になると閉鎖される区画もあるので、駐車場に停める際には場所に注意しましょう。
夕日が沈んだあとのマジックアワーと呼ばれる時間帯も美しく、ついつい長居していると真っ暗になるので、懐中電灯も持っていくことをお勧めします。

最寄りの高速ICから40~50分ほど掛かる山のなかにあります。
キャンプ場も併設されているので、ゆっくりと泊まりがけで訪れるのも良さそうですね。

プロもアマもカメラマンがたくさん訪れていました。
もちろんスマホでも十分フォトジェニックな写真が撮れます、カップルや団体も多かったですね。

3m近い三脚を使って撮影してる人もいましたが、ススキの背丈に左右されずに撮影ポイントを定めることができるので有効な手段だと思いました。
聞けばロケハンで1日中歩き回ってベストなポイントを見定め、大きい三脚が必要と分かったので、改めて別日に機材を持ち込んで撮影に訪れていた様です。

夕陽と風景の明暗差が大きいので、ハーフNDフィルターが有効な場所でした。
角形フィルターを使っていると話し掛けられる事が多い気がします、カメラ女子にキャッキャ言われたい人にもお勧めです。同時におじさんも引き寄せますが…

黄金の国ジパング…って実は夕陽に照らされた金色のススキを見て言ったのか!? と思うぐらいに綺麗で見応えのある景色でしたね。
一転、月が目立ち始めるマジックアワーにはドラマチックで幻想的な光景が広がり始め、時間と共に景色が移り変わる様を目の当たりにします。

真っ赤に燃える様な紅葉を待ち望みながら…
涼しく落ち着いた雰囲気が流れる中秋に物足りなさを感じたなら、ススキを眺めに高原へ出かけてみましょう!!
きっと良い思い出になると思いますよ。

2024年10月

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