みんな大好き曽爾高原
奈良県にあるススキの草原が有名な絶景スポット、曽爾高原に行ってきました。
どこにある?
住所は奈良県宇陀郡曽爾村太良路。
車で名阪国道の針I.Cから約45分の距離にあり、150台収容できる有料駐車場にはバイクの駐輪スペースもあります。
10月中旬の平日で昼過ぎでしたが、特に渋滞もなく入ることができました。
上段のエリアはほぼ満車で結構賑わっていましたが、ハイキングコースが混むほどではなく、広々として快適でした。
10月〜11月は三重県の名張駅からバスでも行ける様です。
見どころ
スケールの大きさと、尾根から全体を一望できる見通しの良さに魅力を感じました。
日中の爽やかな姿から夕暮れ時の金色に輝く美しい光景まで、時間帯によって表情を変えながら訪れた人々を楽しませてくれます。
今年(2023年)は設備の老朽化により開催が中止になったようですが、毎年 "曽爾高原山灯り" というイベントでススキが見頃の時期は夜間のライトアップがあり、日が暮れてからも星空とのコラボレーションで魅力的な風景が楽しめます。
登山と併せて楽しむ
曽爾高原のハイキングコースはそのまま倶留尊山への登山道へとつながっており、"亀山〜二本ボソ〜倶留尊山" と往復3時間ほどで三座を縦走できます。
登山道には急な登りなどが多少ありますが、難所と呼ばれるような箇所はないので、気軽にチャレンジできると思います。
今回は14:00前にスタートして、お亀池の周りを散策してから亀山峠(尾根の中間にある分岐地点)に上がり、二本ボソ〜倶留尊山まで行って戻ってくると空の色が変わりだす時間帯になっており、そのままマジックアワーまで尾根から景色を堪能しました。
下山時に亀山を経由しましたが…かなり暗くなってしまったので、同じルートを歩いている人は全く見かけませんでした。
駐車場の近くまで戻ってくると、薄暮でわずかに残っている赤焼けとススキをバッックにポートレート写真を撮る人々で溢れていました。
まとめ
カジュアルな服装の人が多かった印象です。
登山者には二本ボソから先で2〜3組にしか出会わなかったので、お亀池周辺を散策して亀山峠をピークに戻るパターンで訪れる割合が多い様に感じます。
近くには温泉やキャンプ場もあり、曽爾高原山灯りが開催されていれば夜も魅力的で、プランや時間帯によって何通りもの楽しみ方ができる素晴らしいスポットだと思いました。
山焼きや種まき、遊歩道の整備など…景観の維持も精力的に成されているようで、快適に景色を楽しむ事ができるありがたさを感じます。
またいずれ季節を変えて、曽爾高原の違った表情も見に訪れてみたいと思いました。
2023年10月