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なでしこジャパン・オランダ遠征
池田太新監督になってからなでしこジャパンの初めての試合、アイスランド戦、オランダ戦がもうすぐ。各国のメンバーについて完結に考えてみた、"自分のために!"
なでしこジャパン
合宿ではなく実践に向けた招集メンバーとしては、田中桃子と成宮唯が初選出。ただ、10月の合宿時に比べると顔ぶれはフレッシュさに欠ける印象。WEリーグでのパフォーマンスという意味では、仙台の中盤がそのまま引っこ抜かれたのは納得だが、前線のメンバーはどういう意図があってのことなのかは、今のところは推測できない。4-4-2以外だったら好感度大(嫌いなわけではないけれど、日本の4-4-2は飽きた)。
せめて最初くらいは思い切り舵を切ってよと思う部分と、注目度の高い初戦だからこそある程度計算できるメンバーにしたいのかなと思う部分、すぐにアジアカップがやってくるので、一から組み立てるのも困難なのだろうかなという部分、などなどを感じつつも、中身を見ていない段階で外野が口を出すわけにはいかぬな。
それでも2つだけ口を挟ませてもらうと、週間ベストイレブンにときどき選ばれていた籾木が入っていないのは何故かと、メンバー発表前の第9節までで得点ランキングトップタイだった井上綾香や、3位タイの白木星、大澤春花はノータッチなのかなという疑問。それからここ数試合ベンチ外となっている岩渕の状況。……3点になってしまった。
アイスランド代表
○○の娘という意味のドッティルズ。Viggósdóttirは熊谷とともにバイエルンでUWCLに出ていたし、Vilhjálmsdóttirもチームメイト。ほかにウエストハムやAIKなど、なでしこのメンバーと同じチームに所属している選手が複数いるのは興味深い。リヨンのGunnarsdóttirは産休・育休中だったはず。
自国リーグが欧州のトップトップではないために強い選手は外へ出るが、かといって最強レベルのクラブで勝ち抜けるのではないあたり、どことなく日本と国としてのレベルは近い。実績では日本が上回っているけれども。
2017年と18年にアルガルベカップで戦っており、17年は長谷川が代表初ゴールを決めた相手だったと思う。スコア以上に完勝だったような気がするけれども、18年の方はあまり覚えがないな。
オランダ代表
Sarina Wiegmanが勇退してイングランド代表の監督になり、イングランド人男性のMark Parsonsが新監督になるというチェンジみたいなことをしたOranjeLeeuwinnen。Marisa Olislagersが初招集らしい。
van de Sandenは最近元気がないけれど、かわりにRoordやBeerensteynが頑張れるし、そもそも男女通じてオランダ代表で一番点を取っている岩渕のチームメイトMiedemaが絶好調。ザ・ストライカーという彼女だけでも見る価値がある。Martensも相変わらず調子はいいので、日本を応援する気持ちはありつつも、どれだけオランダがファンスティックになれるかに興味は尽きる。
逆立ちしたって現状の力関係は変わらないので、強豪相手にどのような対策を打てるかが日本側から見た見どころになると思う。ボールを持たせてくれさえすれば、絶対に勝てないという相手ではないので、監督が言っている通り、まずは奪えるかどうかかな。