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210106【静岡産業大学-帝京平成大学】

第29回全日本大学女子サッカー選手権大会@西が丘(味フィ西って言わないとダメかな)
0-1(0-0,0-1)

なぜ今更かと申しますれば、ながら見だったのできちんと見ておきたかったのと、atarimaenicupの決勝の前よりも先にこちらかなと思ったから。今年はWEリーグも始まることだし、例年以上にサッカー界全体の流れや卒業後の動向も気になるので。

静岡産業大学
3-4-2-1
帝京平成大学
4-4-2

JFA
http://www.jfa.jp/match/university_womens_2020/match_page/m23.html
松原さんのレポート
https://news.yahoo.co.jp/byline/matsubarakei/20210109-00216783/

JFAや松原さんの記事で書かれていること以上のことは特にないと思うが、スポーツ・サッカー系の媒体が数多くある中で、どれだけのメディアがこの試合についてのレビューなりなんなりを書いていたのか、速報性を持って仕上げてきたのかなどは、正直未知、後藤三知。せっかくなので、新媒体でも、あるいは個人でも文章力のある存在がもっと増えてほしい。探せばいるのかもしれないが。

記録が示す通り、前半のシュートシーンはわずか(公式としてカウントされないシュートももちろんあるが)。互いにボックス内に進入する回数が思い出せないくらいに少なく、よく言えば守備が整っていたし、悪く言えば、いなしや剥がし(崩しではなく)のための視野やアイデア、技術がやや乏しかった。ファーストコントロールでボールが浮いてしまったり、コースを切られていても最初に決めた方へパスを通そうとするのは、トップトップでもあまり変わらないか。インサイドでボールを軽くなめるようにしてターンするとか、いったん足裏で回転を殺してから半呼吸ずらしてパスをするなど、言葉ではなんとも言えるけれど相手のプレッシャーがかかった状況では簡単にはいかないのは十分承知している。だからこそ、ストーミングなるものが存在するわけだから。
ともかく、自陣でボールを持った状態から、相手の深いエンドまで能動的にボールを運ぶことは互いにできず、自分たちのポリシーと陣地を回復する難しさを、特にボールを持ちたい静岡産業としては感じながらの前半だったということ。

石田永を入れてはっきりとした2トップにしてからは帝京平成がゴールに迫るシーンが増えた中で、セットプレーからスコアが動いた。飲水タイム後にスコアが動きやすいのは去年のJリーグ前半のトレンドだったかな。慣れていない状況下での対応、いわゆるアドリブ力が試されていたと思う。ちなみにこのFK、スローインが手に当たっちゃって取られたもので、結果的にだけれども、少しもったいなかった。

単純なエンターテインメントとして見るならば、殴り合いの試合の方が面白いのかもしれない。勝負に徹するならば、今回の帝京平成のようにフラットな状況で試合を進めるのももちろんありなのだろう。

おまけで去年の決勝の自己レポートも貼っておこう。あぁ誤字脱字……。けど思ったよりもきちんと書いている(気がする)。
http://wwwstraycat.blog.shinobi.jp/%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%84/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%AC%E6%B1%BA%E5%8B%9D%E3%80%80%E6%97%A5%E4%BD%93%E5%A4%A7vs.%E6%97%A9%E5%A4%A7

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