見出し画像

210220【ケルン-シュトゥットガルト】

Bundesliga 20/21 22節@RheinEnergieSTADION
0-1(0-0,0-1)

公式
日本語版

ケルン
3-5-2……もはや5-3-2だろ……
シュトゥットガルト
3-4-2-1

クローズだった前半、オープンな後半。
去年もよく見たわ。

自分がブンデスリーガを見始めてから、Jリーグっぽい試合に出会ったなというのが正直な感想の前半。片方がボールを持って、もう片方が守備を頑張る。けれども、攻撃はクオリティとイマジネーションにお任せ、みたいな。ケルンが5-3-2で中を固めて、ブロックの外側ならばボールを回させてもokというスタンスなので、当然守備的になるのだが(それを否定するつもりは全くない)、マイボールになって、じゃあどうやって攻め込むのかという形が正直見えづらかった。奪ってすぐに長いボールを蹴って、前線に収まればというのはもちろん見受けられたけれど、自陣でボールを持った時は、先があまりないような印象だった。……うん、システムも含めて去年の湘南のようだ……悲しみ。
今日の試合に限ったことではないが、守備時のシュトゥットガルトの1トップ2シャドーは3枚が前に張って5-2-3のようにしてサイドへのボールを切ろうとするので、3バック採用時に前線の形によって変わる守り方の比較、という意味では絵としては面白いのかもしれない。

後半はケルンが攻勢に出ようして、結果的に人と人とのスペースが前半よりも空いてしまった。得点自体はセットプレーからだが、中盤でパスが引っ掛かることが増えたので、ゴール前まで迫るシーンも増加。追加点を取れそうな雰囲気もあったので、終盤の安定のためにもどこかで取っておいて欲しかったなと。今日は逃げ切ったけれど、前節のヘルタ戦みたいなことも起こりうるし、実際ケルンがシステムを変えてから終盤まで、チャンスを作られっぱなし。クロスバーの活躍と相手のクオリティに助けられた面も大きい。まぁケルンはチーム総得点がレヴァンドフスキより少ないとか言われてしまう状況なので、そういうことなのだろうけれども(うちもオルンガより得点少なかったから他人事とは思えないが)。ボックスやバイタルに入られてしまうと、事故が起こる可能性が飛躍的に上がってしまうので、守り切るにしても、もう少し応援する側に優しい試合運びをしてもらえるとありがたい。

前節今節と遠藤のパフォーマンスがまた上がってきている気がする。福田さんじゃなくても今日は(も?)高い評価になるのでは?それから、フェルスターの守備も相当よくなってきていると思うし、カストロが戻ってきたのも大きい。ただし、ニコラスゴンサレス不在なので、トップの代わりがいないのは不安。

ふと思ったのだけれど、得点になれば見逃されたオフサイドもVARで確認されるけど、ノーゴールだったら継続じゃん?だったら、オフサイドディレイの通達がなければ、防がれてコーナーになった方がむしろ得だなって。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?