210213【シュトゥットガルト-ヘルタベルリン】
Bundesliga 20/21 21節@ Mercedes-Benz Arena
1-1(1-0,0-1)
シュトゥットガルト
4-2-3-1
ヘルタベルリン
4-3-3
やはりホームの勝率が……。だからtotoは1・0なんだっ(
実況は倉敷アナ、解説は水沼さん。ぼくはこのペアならそれだけで楽しくサッカーが見られる、というかサッカー中継って楽しいんだなって思わせてもらえるね。
シュトゥットガルトの形に関しては諸説あると思うけれど、守備のセットアップを考慮して4バック扱いに。ここから気持ち左上がりになるのかなって。中盤に厚みを持たせたことで3列目、4列目に前向きの守備が増えたことがすごくポジティブ。なので、中盤のせめぎ合いが激しい試合になった。
前向きの守備、すなわち、奪った瞬間の味方のベクトルが相手のゴール方向へ向いているので、攻撃に「転じる」ではなく、ボール奪取=攻撃の図式となり、自然な流れでゴールに向かえる。遠藤、マンガラのように、奪って前に出ていけるタイプの選手が生きる戦い方の1つかなと。実際、ここ数試合に比べて遠藤が前線に顔を出すシーンは増えたと思うし、流れの中でPAに入っていってシュートって久しぶりな印象。効果的な縦パスも多かったので、1つくらい点に繋がってくれればと思わずにはいられない。
58分まではシュトゥットガルトのゲームだったが、ヘルタは最初の交代で雰囲気を変えた。それでも、勝って終われていればナイスゲームと賛辞を贈れたのだけれど、79分の2枚替えが決定打に。点が入る前から相当な圧力を受けていた中、ネッツの最初のコントロールはダフッたんだと思うけど、結果的に見事なフェイントになった。
最終的にはいわゆる自分たちの時間にもう1点取れていれば的な流れでドローに終わったけれども、総じていい内容だったと思う。中盤の2人はもとより、フェルスターもきっちりとプレスバックにきていたし、なによりアントンの守備はかなり目を引いた。59分のカバーももちろん、ボランチ同様、前向きでボールを奪うシーンが多いというか、狙ったタイミングではほぼほぼ奪い取れていたことが大きい。逆にマブロパノスは横パスを引っ掛けられたり、裏を狙われてあわやだったりと、難しい守備を強いられていたかな。セットプレーの強度や単純なエアバトルでは優位になるので、一長一短ではあるのだが。
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