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よく通る道の干からびた側溝で、コオロギが一匹死んでいるのだが。 なにか変化がないかと思って、通るたびに覗くのだが、いつも同じ格好で死に続けている。 早く流れて行きたいだろうに。 雨よ降れ。
今朝7時。 昇ってきた太陽の暖かなオレンジ色に包まれた。 生きる為に必要な何かが細胞レベルで急速充填されるのを感じた。 個体に分かれているけれど、大きな一つの一部なんだと気づく瞬間。
搾乳用の狭いゲージに閉じ込められたホルスタインは、広い牧草の野を闊歩する肉牛を羨むだろうが、しかし肉牛にはなれない。 私達が「人生がホルスタインのように閉塞された」と感じる時、私達には肉牛になるための「方法」がある。
苦しい時は苦しいな。 でも全ては一時も止まらんと変わり続けとるよなぁ。 そんでやっぱりいっつも今しかない。 なら、苦しい時も他と比べたりせんと、ただ懸命にジタバタ苦しんどればええよな。