歴史について

先祖のことを調べていると、歴史が好きなのかと尋ねられることがあります。でも歴史は苦手な方です。大河ドラマもすぐ脱落しますし、時代劇や剣豪小説も苦手です。司馬遼太郎ですら、あまり楽しめませんでした。学生時代に一番苦手だったのは、日本、世界を問わず歴史です。

歴史のかわりに好きだったのは地理です。子どもの頃興味を持っていたものを列挙すると、高校野球、ご当地ソング、台風中継、地震情報、ブルートレイン、海軍戦艦、BCL、製品ラベル、南極探検、ゆく年くる年、近代建築、御朱印などですが、よくよく考えると好きだった理由は地理ではないかと思うのです。その後、男はつらいよ、ロケ地巡り(後の聖地巡礼)、ダムカード、産業遺産、先祖調べ、ホテルのポストカード収集、ふるさと納税、墓マイラーなどが加わりました。司馬遼太郎の「街道をゆく」は一番好きな作品です。

宮本常一、イザベラバード、菅江真澄、松尾芭蕉、チェリーガラード、玄奘、シュリーマンなどもすべて歴史や文学ではなく、地理の観点から好きです。

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