ピアノが愛した才能~フジコ・ヘミングさん
4月21日フジコ・ヘミングさんが旅立たれた。そのニュースがとてもショックで、日本の宝がまたひとつ歴史になってゆくのを感じた。
その服装、髪型、話し方も仕草も言葉も
唯一無二の存在感
テレビで初めて見て直ぐに魅了された。
猫と犬との暮らし、生い立ち、NHK1999年初回放送『フジコ~あるピアニストの軌跡』だったと思う。
それから番組は必ず録画し
ピアノの音色に癒された。
このゴールデンウィークに
フジコ・ヘミング ショパンの面影を探して
フジコ~あるピアニストの軌跡
が放送され今日はWOWOWで
フジコ・ヘミング ソロコンサート
『COLORS 』~色を付けるように弾く
フジコ・ヘミング×古舘伊知郎
『COLORS 』夢をつかんだ手
が放送された。
ピアノは不思議なことに
聴いているだけで治療されてるように胸に響き涙が出ることもある。
その言葉、真っ直ぐで偽らず
好きなものは好き嫌いなものは嫌い犬と猫を愛する感性の塊から出てくる言葉は誰もが思い付く発想とは違う。
着物をアレンジしたような衣装にシルバーのバングル、ゴールドと黒の髪飾り、
~COLORSの中のベートーベンのテンペストの演奏を観ながら、弾き終わったその淡々とする姿に感動した
古舘伊知郎さんがインタビューするとフジコさんから引き出された魅力がこぼれ、
その存在の仕方に憧れを抱いた
無国籍、母親からのピアノの特訓、耳の不調、戦乱。。。
これでもかと来る困難を超えて、
60才過ぎてから名声を得た彼女の人生は、神様がオーディエンスに与えた褒美だと思う。
日曜日の朝から他にない音色とその存在を観られて幸福度数が上がった
心に来た一言はこちら
(演奏中に)
神様降りてきてっていうと80%位でうまくいく。宗教の話をすると嘲笑う人がいるじゃない?だけどそれくらいの敏感さがないとだめ芸術家は
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