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涙のわけ
こんにちは、のっぽです😄
6月のある日の出来事、2か月経っての想いや気付きを整理します。
涙が止まらなかった
周りに仲間のお父さんたちがたくさんいる。
それにも関わらず、涙が止まらなかった。
50を超えたいいオッサンの目から涙があふれ出し続けた。
初めて見た光景
息子がサッカーの試合で負けた瞬間。
もちろん今まで負けたことは何度もある。
でも視線の先にいたのは、今まで見たことのない姿の息子だった。
一気に力が抜けた息子が、ピッチに倒れ込んでしまった。
気丈に振る舞う息子
これでは負けても、倒れ込む仲間を励まし、手を貸してフォローしていた息子。
涙を流す仲間に肩を貸し、語りかけ讃えていた息子。
そんな息子が一気に倒れ込んでいた。
負ける気はしなかった
格上の相手に先制を許す展開も、後半は押し気味にチャンスを作るも追いつくまでは行かない。
でも負ける雰囲気はなかった。
外から見ている、親たちがそう感じるのだから、ピッチで闘っていた息子たちはなおさらだろう。
そして追いついた
試合終了間際、その瞬間は来た。
もちろん嬉しい、けど劇的な展開のはずなのに、既にその先をみんなは見ていた。
まるで物語通りに追いついたと言わんばかりに、同じ方向をみんなでみていた。
楽しい物語は続く
物語には続編があった。
延長戦に突入した、しかし物語の結論は変わらない。
まるでお決まりの展開を最後まで楽しむかのように、結論のシーンはすぐには現れなかった。
その瞬間は来た
はずだった。
勝ち越し点となるゴールが決まった。
はずだった。
しかし、認められなかった。
変わってしまった物語
台本通りにはいかなかった。
120分やり切った後に、息子の頭には何がよぎったのだろうか?
これまでとは違う何かがよぎったから、倒れ込んだんだと思う。
負け方
でも幸せだったのかもしれない。
去年は全国大会がかかった決勝戦での敗戦。
その時は最後までピッチにいることが出来なかった。
今年は自分で全責任を全うして負けた。
そう、実際に何を感じたかわからないが、きっと去年とは違うはず。
そして最後の選手権が待っている。
今回の負け方が、さらに息子を成長させるだろう。
次に流す涙
悔しくもない、悲しくもない。
美しさに泣けたのかもしれない。
次流す涙は、きっと喜びの涙のはずだ。
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