麻雀の所作、牌の切り方など
こんにちは、のっぽです。
麻雀を始めたばかりの方や、ネット麻雀はよくやるけどリアル麻雀はあまりやったことがない方の中には、牌をツモッて捨てるという動作に、まだ慣れていない方もいるのではないでしょうか。
回数を重ねていけばそのうち自然に出来るようになっていきますが、基本を知っておくと近道なので、自己流ながら牌の切り方について書いてみました。
(てか、文字で伝わるんだろうか?笑)
なお、麻雀においての所作やマナーは、フリー雀荘で打つのか、セットで打つのか、はたまた大会なのか、オフ会なのかなど、その場その場によって、または打つ相手によって、少し厳し目だったり、ゆる〜い感じだったり、求められるものが変わります。
また、これから書くことは、あくまで自分自身が経験の中で、これがいいかなって思うことを書いているだけで、それが絶対正しい訳ではありません。
まぁ、「こんな風に考える人もいるんだ」くらいの気持ちで読んでもらえれば幸いです。
0.話の前提
ここから書く話は、あくまでフリー雀荘で麻雀を楽しむ方向けの話です。
Mリーグのような放送対局や、時間制限のない競技麻雀では、放送対局用に見やすくするために敢えてゆっくり切ったり、一打一打じっくりと考えて打つため、巷の雀荘とは少し異なるものだと考えてください。
ただ、Mリーグから麻雀に入った人にとっては、画面で見るあの麻雀が「麻雀」の全てであり、リアル麻雀から入った層とズレが生じてしまうことがよくあるのです。
(どっちが良くて、どっちが悪いという話ではなく、育った環境の違いのようなものです。)
1.牌のツモり方
右利きを想定して書きますが、左利きの方は左右逆に読んでもらえれば良いかと。
(1)手牌の右側に右手をセット
※左手は極力、卓の上に出さずに太ももの上あたりに置く。←別途解説有り。
(2)手牌の右側からツモ山まで一直線に手を伸ばす。
(3)牌を一個掴んだら、そのまま一直線に手を手牌の右側に戻し、ツモッた牌を手牌の右側に置く。
↑ こんな感じに、最短距離でツモ山に手を伸ばし、そのまま真っ直ぐ手を戻すイメージです。
下の絵のように、大きく弧を描いたり、いったん手牌の真ん中あたりに持っていってから横に持っていくのは、動きに無駄があります。
無駄のない動作は、綺麗に見えます。さらに、手の移動距離が短い分、疲れにくく、長時間麻雀をやるときには最適です!
イメージで言えば、ツモ牌に自然と引っ張られる感じか、もしくは、長い定規で手牌の右端とツモ牌を結んで、それに沿って手を伸ばし、戻す感じです。
【なぜ、両手を卓上に出したらダメなのか?】
リアル麻雀初心者の方で「卓上に両手を出しちゃダメだよ」って言われたことありませんか?
これには理由があります。
◯Mリーグなどの放送対局
→左手を卓上に置いておくと、手牌がカメラに映りにくくなってしまうから。
◯一般のフリー雀荘
→ (昔の)「イカサマ防止」の名残りから。
自動卓ではない手積みの時代には、大なり小なり「イカサマ」があったのかも知れません。でも、現在の雀荘、ましてやノーレート雀荘においては、そんな無意味なことをする人はいないと思うので、個人的には、両手を卓上に出していても問題ないかなとも思います。
ちなみに、最近の雀荘では注意されているのをあまり見かけませんが、「鼻歌禁止」や「口笛禁止」も同様の理由からです。
2.牌の切り方
一般的なのは、「置き切り」と「外切り」ですね。
Mリーガーである鈴木たろうプロのYouTube動画が分かりやすくて参考になります。
https://m.youtube.com/watch?v=s3hRCM0svjc
恐ろしくスムーズな牌捌きに、これまでどれくらい牌に触れてきたか、この動画を見るだけで鈴木たろうプロの麻雀歴が垣間見える気がします。
ちなみに、プロではない私たちは毎日牌に触れられないと思いますが、そんなときに役立つのがコレ⬇️⬇️⬇️
これで仕事中にも打牌練習ができます!!
でも、強打するとペチペチ音がしてバレちゃうので、サイレント打牌をおススメします🤫
3.切るスピード
(1)初心者は気にしなくてOK🙆♂️
初心者の方は、過度な長考はなるべくしないように気をつけていれば、あとはそれほど打牌スピードについては気にしなくて良いと思います。そのうち慣れてきます。
この後書くことは、「今よりも少しスムーズに打ちたい!」「将来的にサクサク打てるようになりたい❗️」と思っている方向けの内容になります。
(2)打牌速度
①牌山から1枚ツモってくる。
②何を切るか考える。
③1枚切る。
打牌を①〜③に分解して考えた場合に、打牌速度を上げるために一番重要なのは、②の時間を短くすることです。
①と③は、遅からず早からずの動作が望ましく、ここを早い動きにすると、卓内がせわしなくなります。たまに、「②何を切るかを考える」に長時間かけた上で、超高速で切る方を見かけますが、逆にカッコ悪いのでおススメできません🙄
(3)スムーズな切り方
まずは、早く切るというよりは、一定のペースで切ることを目標にしましょう!これは、早い遅いというよりは、切るペースがバラバラだと、下家さんはタイミングが取りづらく、少し打ちにくくなるからです。
最初はゆっくり目で良いですので、慣れて来たら②の何切るの思考時間を少しずつ短くしていけば良いのです。
ここで、一番重要なのは、どんな時でも一定のペースで切れるかどうかということです。(1打目は理牌の時間があるので、少し時間がかかります)
序盤でも、終盤でも、鳴きが入った後でも、リーチがかかった時でも。
特にリーチが入った直後は、切るのを迷う人がかなり多いですが、この時こそいつも通りのペースで切れるかで真価が問われます。
(4)早く切るためには
じゃあ、「どうやったら早く切れるようになるの?🤔」という疑問がわくと思います。
もちろん、最低限の牌効率や何切るの勉強は必要かも知れませんが、最終的にはそれを学ぶことは「早く切ること」に繋がりません。
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「早く切る」ためのコツは、「早く切る」だけなのです。
???🤔🤔🤔???
自分は、1秒なら1秒、2秒なら2秒と決めて、考えがまとまっていなくても、牌を切るようにしています。
それは、「正しい打牌をする」よりも「一定のペースで切る」ことを重視しているからです。なので、打牌ミスをすることも多々ありますが、あまり気にしないようにしています。
それよりも、悩んで手が止まってしまった時の方が、「今日はダメな麻雀だったなぁ」と反省しています。
もちろん、打牌が早くなったからと言って麻雀が勝てるようになるかは分かりません😆
「早く切れるとカッコいい?😎」
「なんかウマそうに見える😎」
からです笑
打牌速度を早くするこの方法?に少しでも興味を持ってもらえたなら、一日のうちの一半荘、いや、数局でも良いので、一定のペースで打つことをやってみてください。
最初は意外に難しく感じると思いますし、選択ミスもたくさんすると思います。でも、それを続けていけば、いつか必ず「早く切れる打ち手」「うまそうに見える打ち手」になれるはずです!!
(5)早く切るメリット
①うまく見える笑
まず、これ。迷わずスムーズに切っているだけで、確実に麻雀が上手そうな人に見えます。麻雀はイメージ戦略が超大事なので、これはかなりのメリットです。
特に、リーチにノータイムで切れれば、仮に放銃したとしても、上手く見えるはずです。
②思考が読まれにくい。
リーチに対して悩んで安全牌を切ったりすると、「この人オリているのかな?🤔」と思われますが、ノータイムで切り続けていれば、攻めているのか、オリているのか、かなり分かりづらくなります。
③思考が早くなる。
これが一番のメリットで、自分に課した思考時間を短く設定することで、思考速度を速くせざるを得なくなるので、一定時間で思考できる量(一定時間で拾える情報量)が少しずつ多くなります。
もしくは、この部分は考えて、この部分は捨てようという思考が無意識的にできるようになります。
なんか、いろいろ書いてしまって、初心者の方へプレッシャーにならなければ良いなとは思うんですが😅、卓内の4人の無駄のない打牌が作り上げる半荘は、普段の麻雀とは全く別の感覚で、爽快感や充実感を感じることができます!
⬇️⬇️⬇️
ここから先は、「盲牌」とか「見せ牌」とか、まぁまぁどうでもよいことを書いてあるので、よほど暇な人以外は読まないで大丈夫です🙆♂️
ここまで文字ばかりの長文を読んでいただき、ありがとうございます。お疲れ様でした🙇♂️
4.盲牌とは
牌をツモる際に、牌を触った感触から見ないで牌の種類を当てることです。
これは、まぁ、やる意味はないんですが、分かるようになると楽しいんで、自分はたまにやります。
しかし、注意点が3つ。
①下ツモで盲牌をすると、上家や下家に牌が見える事がある。
②リーチ後など、他人に誤解を与えないように注意する。
③単純に間違えて切るリスクがある。
ということで、やるなら他家の判断に影響を与えないように完璧にやりましょう!
自分自身、過去に2回、リーチ後にアガリ牌をツモ切った事があります😞
一つは、萬子のチンイツをカン4m待ちでテンパっていて、4mを西と間違えてそのままツモギリ、、、😨
もう一個は、、まぁ、いいや💦
5.見せ牌
手牌や山に積まれている牌をポロリとこぼしちゃうことです。
麻雀牌を使うゲームの特性上、これを完全に無くすのは不可能です。
しかし、極力こぼさないように注意を払うべきです。牌を見せたからその牌でアガれないということは、ノーレート雀荘においてはほぼないと思いますが、非常に気まずいので注意が必要です。(お店によっては、見せ牌規定といって、見せた牌は鳴けない、アガれないルールにしているところもあります。)
特に相手のツモる牌をこぼした場合は、牌によっては致命的な情報となるので、特に気をつけましょう。
自分自身、過去にこんなことがありました⬇️⬇️
お客さん3人とお店のメンバー(スタッフ)の4人で打っていた時の話。
オーラス、スタッフが、2回鳴いて、索子のホンイツテンパイ気配。
その後、不要牌を切る時、手牌の右端の牌が倒れて見えてしまった。
特に何事もなかったように、倒れた牌を元に戻すスタッフ。
ラス目の親のお客さん、8sを強打気味に捨てる。
スタッフ「ロン。」
開かれた手は、
その店では、見せ牌規定はなかった。
スタッフ「・・・😑」
スタッフ「(見せ牌規定はありませんが、何か?)」
あたかも、そう言いたそうな雰囲気が卓内に伝わる😨
精算を終えると、
「これで終わるわっ!😒」
そう言って、放銃したお客さんは突如として席をたった。
お店のルールとしては、全然問題ないんですが、
せめてアガった瞬間に
「見せちゃってすみませ〜ん😆」とでも言っておけば、そのお客さんもそこまで怒らなかったろうに、、。
まぁ、打つ方も打つ方ですけどね笑
ただ一つ残念だったのは、そのスタッフは大手チェーン店の麻雀プロだったということ。
①お客さんへの対応も工夫できたはず
ということもそうだが、
②牌の並べ方が、、😨
右端は引っ掛けやすいのは分かっているはずなのに、なんでアガリ牌が右端にくる形で並べていたのか?🤔
こうか↓
せめて、
この形で並べていてほしかった、、、。
6.コシ牌
チーやポンなど、鳴こうと思って一瞬止まったけど、やっぱり鳴かなかった牌のこと。
これも、雀荘によってはコシを使った牌ではアガれないとか、鳴けないルールのお店もあるが、ノーレート雀荘では、特におとがめなしのお店が多い。
てか、なんで「コシ牌」って言うんですかね?
鳴こうとして、椅子から腰が浮くから?🤔
まぁ、何でもいいや😑
7.回転牌
ヤマに積まれた牌が、クルって回転することありませんか?
端に積まれた最後の2牌の時なんかに起こります。
自動配牌機能がある雀卓では、麻雀牌に磁石が埋め込まれています(、、、多分💦)
その影響なのか、下記3種類の牌はクルっと回る時があります。
4pと8sと白
たぶん、牌の真ん中部分が白い(平ら)から起こる現象じゃないかと思います。
この事自体は、昔、麻雀漫画の題材にもなっていたので、知っている人もそれなりにいると思います。
こういう事をブログに書くのもどうかと思ったんですが、知っている人と知らない人がいるのは不公平かなと思ったので、書きました。
必ず回るって訳でもないので、気にするほどではないんですが、雀卓メーカーには、新機能つけるよりも、まずはこれを改善してほしいですね。
おしまい。