BGMで楽しむLove in The Air(PrapaiSky編)
どうも、一つのドラマにハマってそのOSTやBGMを聴き浸るのが大好きなnopopoです。
最近ハマっているのは、タイトルの通り「Love in The Air」です。
このドラマ公開してもう1年たつのに今頃?と思われるかと思います。
私は公開当時は観ておらず、この10月にU-NEXTで独占公開が始まったのをきっかけに観始め、そこで思わぬ沼にハマった一人です。
周りのタイ沼の人たちからすごく勧められていたので観てみたら、思った通りのドはまりです。
でも、自分でも驚いたのは、ハマったのは2組のカップルのうち後から出てきた
PrapaiSky(プラパイ・スカイ)
だったという事です。
観始める前はBossNoul演じるPayuRainのビジュが好きだったはずなのですが、ドラマを最後まで観たら気づけばFordPeat演じるPrapaiSkyがビジュも含めて大好きになっていて、今となってはその2人しか目に入らないくらいのハマりっぷりです💦
という事で、ハマったドラマの音楽は聴きつくす私なので、今回も音楽メインで観てみました。
そうしたら、このドラマ、BGMがどれもすごく良くて、気づけばその一つ一つの曲名を調べていました・・・
ただのBGMだと言われればそれまでですが、その曲を聴くだけでドラマのシーンが蘇り、曲の意味を知ればよりそのシーンが深く胸に刻み込まれる・・・
それを体験したら、もうやめられません。
という事で、自分の記録の為にここにPrapaiSky編の素敵なBGMをまとめて紹介し、それとともに2人のシーンを振り返りたいと思います。
こんな重い想いにお付き合いいただける方はこの先の記事を読んでいただけると嬉しいです。
※PrapaiSky編はLove in The AirのEP8~13までです。
※全てのBGMを載せているわけではありません。あくまで個人的好みです。
※観返すうちに追加したい曲ができたら後日追加します。
始めに言っておきます。結構ボリュームがあります。
さらっと曲だけ聴きたい方はSpotifyやYouTubeのプレイリストで聴いて、
曲の詳細を知りたくなったらこの後の記事を読んでみてください。
⇩Spotifyプレイリスト
⇩YouTubeプレイリスト
まずはLove in The Air(PrapaiSky編)のがどういう話なのかから。
⇩OfficialTeaser(PrapaiSky編)
↑この予告編を観たら、Skyを落とそうとするPrapaiの話と見えると思います。
それは間違っていませんが、Skyにはとてもつらい過去のトラウマがあり、それがこの物語のカギになっています。
なので、実は暗くて重い話です。
Skyの闇が重いからこそ、Prapaiはとても寛大で明るく、そしてドラマの映像や音楽も明るくて笑顔になれるものが多いです。
これから紹介する曲たちは、ドラマを振り返るなら幸せシーンを振り返りたい!ということで、幸せシーンを中心にピックアップしています。
使われている音楽すべてではないことと、とてもつらいシーンのBGMは割愛していますので、ご了承ください。
เพลง Never Say - Fort - Peat Ost. บรรยากาศรัก เดอะซีรีส์ Love in The Air
これはPrapaiSky編のOST、オープニング曲です。
歌っているのは主演のFordくんとPeatくん。
幸せそうな曲調ですごく楽しそうなMVの映像ですが、歌詞はストーリーそのままで切ないです。
Skyは昔のトラウマから恋人を作ることができません。
そこにPrapaiが本気を見せていくのですが、SNSでもはすぐに心を開くことができません。
主題歌の歌詞の中に物語の本質が全て書かれています。
これを2人が歌っているだけで胸アツですが、ドラマを最後まで観た後にこの歌詞をかみしめながら曲を聴くと、胸がつぶれそうなほどに感動します・・・
MAKE IT BREAK IT-OFRIN
PrapaiSky編はオープニングからショッキングな展開です。
二人のエピソードが始まるEP8の最初に違法公道レースの会場に潜入したRainとそれに付き添ったSky。
RainはPayuに助けられて連れていかれますが、Skyは取り残されたところをPrapaiに助けられます。
しかし、ただ善意で助けたのではなく、Prapaiは一夜の遊び相手としてSkyを選んだだけ・・・
その2人のひと時の情事で流れているのがこの曲。
YouTubeだと大幅カットされていますがU-NEXTなどのノーカット版では結構長く描写があります。
MAKE IT BREAK ITというのは「大成功するか、大失敗するか」という意味だそう。
まさにそんな賭けのようなひと時。
Skyにとっては大失敗のように見えて、ここから物語が始まっていきます・・・
grey-Birraj
EP8、褒められない出会いの後、Skyは嫌な思い出として、Prapaiは良い思い出として対極の振り返り方をするシーンで流れている曲。
選曲はSkyの気持ちよりなのかな、と思います。
このドラマは途中でラジオが流れるシーンがあります。
その内容はSkyとPrapaiどちらにも共通している悩みの相談内容。
この曲をバックに「忘れたい人の忘れ方」というお題のラジオが流れます。
Shake That Fever- Juju Joint
EP8でPrapaiが他の男と会っているときに流れている曲。
いつもはこうやって色々な人をとっかえひっかえ遊んでいるPrapaiですが、この時はSkyのことが忘れられず乗り気になれません。
このシーン幸せかどうかは分かりませんが、曲は素敵なので一応入れておきました。
Driving Zone-Ikoliks
EP8でPrapaiがバイクの練習走行の時にSkyとのことを思い浮かべている時に流れていた曲。
Driving Zoneというタイトル通り、バイク走行のイメージと合いすぎていてすごくかっこいい曲です!
Give It Up-Roy Young (Instrumental Version)
これはPrapaiのSkyへの想いがどんなに相手に否定されようともまっすぐに向けられているときに流れるムーディーな曲。
原曲は歌がついていますが、ドラマの中ではインストバージョンが使われています。
例えばEP8、寮まで送ったPrapaiをはっきり拒否するSky。
でも、その対応にも笑顔で「これから口説くよ」と予告するシーン。
EP11、PrapaiがバイクでSkyを大学まで送った時。
昨日Prapaiを怒らせたことを反省しているSkyに甘い言葉を投げかけるPrapai。
「僕にとってSkyはすごく価値がある」
すごい甘い言葉をさらっというPrapaiがすごい・・・
Dance With Me - Daniel Olsson
この曲はたくさん幸せシーンで効果的に使われています!
使われているのはインストバージョンで、曲の一番盛り上がるサビに入る前のところから使われることが多いです。
でも、この1フレーズ聞いただけで幸せ気分になってしまう、ハッピーソング!
最初にこの曲が出てくるのは、EP8のSkyを寮に送った後。
Skyにやっと会えて嬉しいPrapaiの気持ちが分かるシーン。
そしてEP10にこの曲が多用されています!
①Skyを襲いたい気持ちを無理やり抑える紳士なPrapaiに気付き、キスを期待してしまったSkyが恥ずかしくて布団にくるまってしまうシーン。
ひたすらSkyがかわいいシーンで、二人の気持ちが一緒になってきたので観ているこっちは幸せ気分でいっぱい。
②ずっとN‘Sky(ノン・スカイ)を読んでいるPrapaiにN‘(ノーン)はいらないよ、とSkyが言った後にPrapaiがキスしようとするドキドキシーン。
③二人がどれだけ相手のことを好きなのか分かるおまけエピソードの時もこの曲。
とにかく、この曲1フレーズだけで二人それぞれが幸せな気分を味わっているのを思い出せます。
私はこのドラマのBGMの中でこの曲が一番好きです!!!
Sandbar (prod. Jimmy Hooks) - Ollie Joseph & Drewmat
EP8おまけエピソードで、Prapaiが秘書と一緒にSkyに送る花を考えているシーンで流れています。
原曲は歌が入っていますが、ドラマではインストバージョンが使われています。
終始楽しそうなPrapaiの様子が印象的。
Uptown Getdown - MILANO Extras
EP9の最初、Prapaiが支度をしているときに流れる曲。
Skyに会いに行くので、ウキウキで支度しています。
この支度風景、かわいくて一生見ていられます。
The Clue's in the Name - Alfie-Jay Winters
EP9、朝起きてSkyが冷蔵庫になにか食べられるものはないか中を探しているシーンで流れています。
短いですがフレーズが耳に残ったので入れました。
Shy Infatuation - Arthur Benson
EP9、一緒に朝食を食べた後2人で話をするシーンで流れている曲。
ほのぼのした曲ですが、話している内容はほのぼのしていません。
Prapaiは真剣だけど、Skyは相手が遊び目的だと思って全く取り合いません。
Fresh Breeze - Megan Wofford
EP9、Prapaiからの連絡先をブロックするシーンで流れています。
本当は気になるけど、先に進んではいけないと自分に言い聞かせている切ないシーンです。
同じEP9、熱を出したSkyを看病し、そのまま部屋に泊まるときの音楽もこれ。
EP11、怒っているPrapaiにSkyがかわいく謝るシーンでも流れています。
Look at Me Closely - Blue Topaz
EP9、ベランダでSkyのことを考え続けるPrapaiのシーンで流れています。
今までたくさんの人と関係を持ってきたけど、一人の人のことを思い続けたのは初めてで、その変化に気付くPrapaiです。
The King's Parade (Movements I, II, III)
EP9、Prapaiが出張に行く前に立ち寄ったときの音楽です。
1週間会えないだけだけど、わざわざ自分の存在を印象付けにやって来るぐいぐい迫るPrapaiが好きです。(個人的見解)
曲がかかっているのはちょっとだけですが、その時の二人のやり取りが好きなので入れました。
On Cruise Control - Mindserver Unlimited
EP9のおまけエピソード。
Skyに会いに行く前に、どうやって呼んで話しかけようか鏡の前で練習するPrapaiのシーンで流れています。
「Sky」と呼ぶか「N‘Sky(ノン・スカイ)」と呼ぶか、その後に「クラップ」を付けるかどうか・・・
日本語だと良く分からないと思いますが、タイ語のニュアンスだと全て違うんだと思います。
Prapaiのキザな言動はこうやって練習したものだったんだなあ、と思うと微笑ましすぎます。
In Another Day - Franz Gordon
EP10、Skyの看病をするために仕事を休みたいとPrapaiが父親に電話するシーンで流れています。
Dream - Ian Post
EP10、仕事を休んだPrapaiが心配して今日も世話をしてくれると分かって嬉しいけど素直に喜べないSky。
曲調は明るいので、もうこの時Skyの気持ちはほぼPrapaiに傾いているんでしょうね。
もう一つEP10から。
新歓の最終日が終わり、後輩からお礼を言われたSkyが嬉しくて満面の笑みを見せるシーンでも流れてきます。
このシーンが好きすぎて、私は一生ここだけ観て生きていけます!!!
Unaccompanied Cello Suite No. 1 in G major, BWV 1007: V. Menuets I & II
EP10、Prapaiが寝ているSkyを見て我慢ができなくなりどんどん近づいていくときに流れている曲。
チェロのゆったりしたメロディがPrapaiの独り言と重なります。
この曲、色々探しましたがドラマのようにゆっくりのテンポで演奏しているものが見つけられず、紹介している音源はテンポが速いです。
Seine River - IamDayLight
EP10、まだ本調子ではないSkyの生活に寄り添って助けるPrapai 。
その様子をこの優しいメロディーが包み込みます。
Oasis - MILANO Extras
EP10、屋上レストランデートでかかっていた曲。
EP12のSkyから誘ったデートのときもこの曲がかかっています。
Looking Forward - BalloonPlanet
EP10、Prapaiに好意を持ち始め、彼のことをノートにメモするSky。
そして、その後Skyの所有権を主張するといって手に風のマークを描くPrapai。
そんな2人のやりとりのシーンで流れている曲です。
Days of Healing - Franz Gordon
EP11、疲れたSkyをPrapaiがベッドに連れていき着替えさせてあげるときに流れる曲。
優しくて癒されます。
Glitter - BalloonPlanet
EP11、お互いが手に描いたマークが消えかけてきたのを気にする2人のバックに流れる曲。
二人の気持ちが一緒なのが分かります。
Club - Russo
EP11、大学まで送ってくれたPrapaiにSkyからキスをする場面で流れる曲。
SkyがPrapaiへの好意を行動で示し始めたのがグッときます。
On the Tip of My Toes - Roie Shpigler
EP11、休日にSkyの部屋に来たPrapaiが「なんでも任せて」とSkyの手伝いをしようとするシーンで流れています。
Skyの尻にしかれるPrapaiが見られます。
Outro - Michael Palascak
EP11、Skyのいう事は何でもするというPrapai。
まさかの家の掃除をさせられるときに流れている曲です。
Prapaiの献身的な姿を思いだしてほっこりしたいときに聴いてみてください。
Eight Candles - Candelion
EP11、SkyがやっとPrapaiを受け入れ、2人が結ばれるシーンの曲。
YouTube版ではこのNCシーンほぼカットなので曲はほとんど聴けませんが、U-NEXTなどのノーカット版ではとても長く曲を聴けます。
※NCシーン:タイドラマでNon Childrenという意味で簡単に言うと
子供に見せたくないシーンです
インストバージョンが使われていますが、サビの歌詞が
”Welcome to the first of nights”
→初めての夜へようこそ
って、このシーンの初めての夜と選曲に関係してたりするんでしょうか?
とにかく、2人の気持ちがやっと通じ合ったので、観ているこっちは恥ずかしい通り越して「よかったね・・・」と幸せを願うことしかできません。
※この後、Prapaiの元遊び相手が出てきて辛い展開になります。
そこの音楽はあえてピックアップしていません。
ご了承ください。
Re: Better Now - Philip Daniel
EP12、Prapaiのことをあきらめようとするけれど心の中に居座るPrapaiの存在の大きさに気付くシーンで流れています。
辛いシーンの延長だけれど、ここからストーリーが回復していくので入れてみました。
SHIVERS (image of you) - Loving Caliber
EP12、Skyの家で待っていたPrapaiがSkyの本心を聞き出すシーンで流れています。
ピアノのメロディーが感動的なこの曲、ここではインストバージョンが使われていますが、実は歌付きです。
⇩歌付きのオリジナルはこちら
この歌詞、日本語訳するとこのシーンの内容とピッタリなのです!
私の英語力ではここでうまく歌詞を翻訳できませんが、簡単に言うと
”忘れたい人がいるけど忘れられない”
というような内容です。
サビの最後の歌詞が、
”Without you in my arms, yеah, it shivers, it hurts”
→(和訳)あなたが腕の中にいないと、私は震え、心が痛い
これはSkyもPrapaiもどちらも同じ気持ちだと思います。
歌詞の内容まで知っていてこの曲を選んだとしたら、この選曲した人は神です!
YouTubeで日本語訳つけてくださっている方がいらっしゃるんですが、それを観てこのドラマ観返したら、心が震えます・・・
Hearts Off Duty - Mike Franklyn
EP12の最後、RainにPrapaiとSkyが付き合っていると話に行ったときに流れている曲です。
仲睦まじすぎる様子に見ているこちらも幸せでいっぱいになります。
Twinkle, Twinkle, Little Star (Piano Version) - Victor Lundberg
EP13、過去のトラウマの夢を見てしまったSkyがPrapaiに電話して助けを求めるシーンで流れている曲。
※EP13の冒頭は過去の辛い話なので、そこのBGMは省略しています。
今まで人に頼れなかったSkyがやっと頼れる人ができて助けを求められるようになった。
これまでの話を知っている人にはそれだけで感動するシーンです。
曲はきらきら星のピアノソロ。
ゆったりとしたメロディーの中でどんどん音が増えてキラキラしていくのが素敵✨
※この後も最終回にして大きな衝撃の辛いシーン…
ここの音楽も割愛しています。
ご了承ください。
Cotton - Christophe Gorman
EP13の最後、全てが終わった翌日の朝、バルコニーで二人が話をするシーンで流れています。
この曲はEP10の最後などこれまでにも流れるていましたが、最後に流れるこのシーンが印象的なのでここで紹介します。
Illuminate the Night - Layn
そして2人が話した後に流れるのがこの曲。
この曲をバックに、ラジオのパーソナリティーが「心を閉ざす人の攻略法」というテーマでPrapaiの投稿を読んでいるのが流れます。
それはこのエンディングにふさわしいお便りの内容です。
Love in The Air - Boss Noeul Fort Peat
Love in The Air全編通してのOSTでエンディング曲です。
PayuRain役のBossくんとNouelくん、PrapaiSky役のFortくんとPeatくんの4人が歌っています。
これを聴くと、1話から13話まで全てのストーリーが蘇ってきます・・・
ここまで私の音楽オタク記事にお付き合いいただき、ありがとうございました。
ここまで音楽を聴き漁ったのは初めてですが、やっぱり映像作品は音楽の印象が大きいなあ、と改めて実感した作品になりました。
これからもきっと音楽と映像とストーリーと三つ巴を楽しんでいくと思います。
これを最後まで読んでくださった方も楽しんでいただけたら幸いです。
最後に・・・
神選曲続出のこのドラマ。
どなたが選曲したのか分からないので、監督のお名前と原作&脚本を手掛けたエグゼクティブプロデューサーのお名前を載せておきます。
監督: Neti Suwanjinda
原作・脚本・エグゼクティブプロデューサー:MAME
(May Orawan Vichayawannak)
※画像は全てMeMindY Official Youtubeよりお借りしました。