子供の可能性を最大化する要素① 親からの無償の愛 / 親子の信頼関係 / 子供の心理的安全性(2)
「親から子への無償の愛」は子供の「心理的安全性」を確保し、自己肯定感を確固たるものにします。
「何があっても私(親)はあなたを愛していて、大切だよ。」
「もし学校のみんなに嫌われても、私はあなたの味方だよ。」
「あなたの存在や発言は、とても価値があるんだよ。」
「あなたはここにいていいんだよ。」
「好きなだけ挑戦しておいで。いつでも帰ってきていいから。」
「ちょっと辛そうだね、何かあった?」
といった愛情に溢れた気持ちを子供に全力で向けましょう。
実際に言葉にして伝えましょう。
親の愛情を感じることで、自分の存在価値を感じ、居場所を感じ、安心し、素直になり、勉強も部活も友人関係も前向きになります。
・「無償の愛」が無いとどうなる?
子供はこんな気持ちになります。
「テストで良い成績を取らないと、ママやパパは私を認めてくれない」
「私のことなんてどうでもいいんだ」
「どうせ私は価値のない存在だ」
「私の居場所なんてない」
「全部どうでもいい」
「何もやる気が起きない」
勉強どころではなくなり、成績もガタ落ち。
性格はこじれ、家族関係も悪化の一途。
良いことはひとつもありません。
・ポイント
「親の独りよがりにならないこと」かなと思います。
「自分としては愛情を持って育てているつもり。しかし、子供は親を信用していない、緊張しな面持ちで家で過ごしている」という場合は危険です。
親として工夫を重ねたり全力を尽くしたりするのは必要ですが、それが子供にどう映っているかも客観的に観る様にしてください。
・「無償の愛」による親子の信頼関係 / 子供の心理的安全性 の有無で子供はどう変わるか
(例1)親が「勉強頑張ろうね」と言った時
無償の愛が蓄積されていない子供:「うるせーよ、お前だって家でダラダラしてるだろ」と反発して拗らせる。
無償の愛が蓄積されている子供:「頑張るよ」と前向きに受け入れる。
(例2)親が「〜しちゃだめ」と言った時
無償の愛が蓄積されていない子供:「いちいちうるさいなぁ」と反発して拗らせる。
無償の愛が蓄積されている子供:「そうだね、次から気をつける」と前向きに受け入れる。
大人同士の人間関係と一緒ですね。
信用・尊敬して心を許している相手の言葉は自分には響きますし、重要だと感じます。
一方、信用・尊敬しておらず心を許していない相手の言葉は響きませんし、反発したくなります。
「無償の愛」とは、親子間の信頼を築く最重要ツールなのです。
そして、子供も1人の人間です。
敬意を持って接しましょう。
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