どうにかその輪に入ろうとしているようだった。
土曜だが、小学校の土曜授業があって、いつも通りの時間に目覚めて、いつも通り長女を学校に連れていった。次女は、昼まで姉のいない時間を満喫したようで、よく甘えてきた。次女を連れて、パートナーも一緒に、散歩に出かけたり、絵を描いてあそんだ。
私もいくつか絵を描いた。久しぶりに水彩を使ったり、墨で主線を描いたりしてみたが、どれもしっくりは来なかった。またそのうち何か変化があるだろう。絵を描くとき、画材もタッチもコロコロ変える。アマチュアの特権だろう。特に仕事として描くわけではないので、毎回、そのときどきで描きたいように描く。毎日、中華料理を食べていたら飽きてしまうように、毎回同じ描き方をすると楽しさが半減してくる。パンとご飯は交互に食べるほうがいい。
夕方、子どもたちを連れて公園。長女の同級生たちも数名、来ていた。「一緒に遊んで来ていい?」と聞くので、いいよと促して、私は次女と二人ですべり台で遊んだ。台の上から、長女をこっそり眺める。真新しい友達にくっ付いて走って、笑いかけたり、やっていることを真似たり、どうにかその輪に入ろうとしているようだった。小学生になって2カ月とちょっと。彼女なりに試行錯誤しているようだ。がんばれ。
夜は植物たちの手入れをしたり、また絵の続きを描いたりした。暑さで気だるい空気。できればずっと横になっていたいが、週末の時間はあっという間に進むから、やりたいことを少しはやっておかねば。
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