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【武蔵野学院大学ヌーソロジー研究所】研究動画シリーズ #023

武蔵野学院大学ヌーソロジー研究所YouTubeチャンネルにおいて、新たな研究発表動画がアップされています。

#023発表者 :川瀬統心研究員(経済学・スピリチュアル分析・社会思想関連)

タイトル:マルクス・ガブリエル『新しい実在論』から、ヌーソロジーは何を抽出するか?part.4

本発表は、ドイツの若き哲学者マルクス・ガブリエルが唱えるいわゆる「新しい実在論(新実在論)」を題材にしたシリーズの最終パートです。

最終パートではヌーソロジーの空間認識における基本的な区分である「人間の外面」と「人間の内面」、空間の差異という概念をマルクス・ガブリエルの「新しい実在論」に適合させてヌーソロジーの文脈で読み解かれました。

物自体の世界の在り方を自己と他者における「人間の外面」の共同的な創造の世界として捉えていく。ヌーソロジーの空間認識を根底に置くことによって、新実在論にも新たな空間認識、階層構造を想起させることが出来ます。

川瀬研究員より、ヌーソロジー的シン・実在論運動(存在論的転回)を起こして参りましょう!というメッセージで最終パートが締め括られました。

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