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美しさを追い求めることですら"シナリオ通り狂ってる"

みなさん、お元気ですか??
最近は夏になったり冬になったりと、気温が忙しいですよね。
私は寒いのが苦手なので暖冬なのはすごく嬉しいのですが、あったかい日に限って暖かい格好をしてたり…
今年の冬は難しい

さてさて、そんな話はさておき(どんな話だ)

先日、こちらの雑誌を入手しました!

『ROCKIN'ON JAPAN 2021年11月号』

この雑誌には、数少ない「Siip」さんのメールインタビュー記事が掲載されているのです。
※「Siip」さんとは、音楽界のバンクシーと言われている正体不明のアーティストさんです

以前「MUSICA」でのインタビューについてはちょろっと引用したことはあったのですが↓

ロッキンの記事では、「MUSICA」の時とはまた違った興味深いお話を沢山されていて

しかも一箇所読み解くのが難解なところがあったので、今回ピックアップしてみたいなと思い。

思ったのですが。


その箇所は、Siipさんが発表している全8曲の内「scenario」に関してのインタビュー。

まずはちょっと載せちゃいます。

Q.そしてアルバムの最後は"scenario"という楽曲です。創造主の視点で歌われる曲で、《全部シナリオ通り狂ってる》という一節に、あなたがどのように世界を見て感じているのかが表れているように思います。それが神の意思なのかどうかはさておき、確かにこの世界は「狂ってる」ように見えるわけですが、その世界において、音楽やアート、そしてそこから生まれる「美しさ」の役割、存在意義はどのようなものなのか。それがSiipのメインテーマであるのではないかと僕は思います。あなたの意見を聞かせてください。

A.美しさを追い求めるのも含めて狂っているのだと、悲しいけどもそう思ってしまう日があります。きっと神様は優しい方なのだと。そうでなければこんなにも複雑で不条理なものに世の中は出来上がっていないと思います。私との共通項ですが、正しさよりも愛おしさが目に入ってくるのでしょうね。

このSiipさんのアンサーが、読んだ直後
全っっっっ然わからなくて。
(自分だけだったらバカなだけなんだろうけど)

それから自分なりにいろいろ考えて読み解いてみて。
いや、読み解けてるのかはわからないが。

私が引っかかったのは、
「きっと神様は優しい方なのだと」という言葉

「神様は優しい方」
↕︎
「複雑で不条理な世の中が出来上がった」

この2つの関係性がいまいち自分の中で腑に落ちなくて。

神様が仮に世界を創造した主だとすると、
複雑で不条理な世の中を果たして創るのか?
しかも優しいのであれば尚更

と思ったのですが。

ふと聖書のことを思い出したんですよね。

神様は人間を創ったけど、
人間たちが増えれば増えるほど争い事は起こり…

みたいな。

この考えに基づくと、
神様の予想に反してこの世界が複雑で不条理なものになっていってしまったからこそ、
神様は美しいもの・美しさを追い求めるシナリオを作った

って考えると、ちょっと腑に落ちるというか。

まだSiipさんのアンサーの意味がわかるなと思って


そうだとしても、そうだとしなくても
Siipさんから溢れ出る言葉たちって、なんて深いんだろう、本当に哲学者みたいだなぁと
そう思わずにはいられないです。

きっと違った解釈の仕方も絶対いろいろあると思うので、何か別の見方があれば是非ぜひ教えてほしいな👀なんて思ってます!!!

ではでは〜👋

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