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紹介されている執筆RPGあれこれ[Vol.2]
自分で粗訳したモノ以外にも手紙執筆RPG・手紙LARP・ジャーナリングゲームなど色々な形態で存在しています。作品によって手紙だったり日記だったりビジネスライクな報告書だったりを書くわけなのでソロプレイ(1人専用ゲーム)ばかりだと思っていましたが、どうやら……そうでも無いようです。
● 将軍の手によって(By the General's Hand)
これは2人用(手紙を書く執筆RPGは2人用であることが多いかも?)の手紙執筆RPGで、参加者はそれぞれ戦争で軍隊を率いる将軍となり、それぞれ故郷にいる愛する人へ手紙を書くことで刻々と戦況が変化していく戦闘ゲーム。まさにPBMらしいゲーム。手紙の中で戦争の経過を指示し、サイコロによってランダムに決められた状況を埋め込んで行きます。これは、どちらかが敗北を認めるまで文通は続くことになります。
相手と違う色のインク、6面体サイコロ3個も必要です。電子メールを代替ツールとして利用することは否定しませんが、手書きの手紙を触る必要性のあるギミックがあるようです。
● カリスト(Calisto)
最大7人の参加者によって行われる文通必須の手紙執筆RPGは、男爵、王、提督、傭兵隊長、修繕屋、哲学者、無法者などになり(これらは街に無くてはならない注目人材です)、自分たちの街の設定を盛り込み、GM役が地図(街とそれ以外の大陸や海路なども含めたモノ)と街で起こった出来事をまとめた新聞を更新していきます。ここでいうGMは物語に介入させるNPCをコントロールすることなく審判役に徹します。
街の形は定められていないため、無限の可能性があります。
● De Profundis 2ndエディション
ラブクラフトや現代的なホラー作家たちが描いていた陰謀やテーマと想像力を組み合わせた作品となっており、様々な時代のキャラクター(ビクトリア朝の捜査官、第一次世界大戦または第二次世界大戦中に第一線で戦った兵士で、奇妙で未知の科学捜査官、奇妙で未知の世界を深く掘り下げた現代のインターネット陰謀論者などなど)の目線から1つの物語を辿っていくようになっている作品です。
TRPGのような集まって遊ぶスタイルではなく、手紙・電子メール・フォーラムなどを駆使して時間の制約を気にすることなく遊ぶことを目的としてします。
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