GDPについて
■始めに
2020年5月18日(月)に、「1~3月の実質GDPが年率換算で3.4%減少した」という報道がありました。
コロナ騒動の影響により、GDPに注目が集まりやすくなっているかと思いますが、マイナス成長は2四半期連続であり、コロナ騒動前からGDPは下がっていたといのが現状です。
なので、今回は強い情熱を持ってGDPについてまとめました。
■ざっくり解説
GDPとは国内総生産のこと。
簡単に言うと、日本の総利益。日本が儲けた総額。
■GDPと我々の生活の関係
一般的にはGDPが上がるということは景気が良いということと言われている。
「生産量増。給料増。消費増。= GDPが上がる」
以下の記事では、GDPが上がっても国民の生活は必ずしも良くなるとは限らないと主張しています。しかし、GDPが下がると今よりももっと生活が悪くなるとも主張しています。また、『国民は生活が苦しくなってくると、冷静な判断ができない状況に陥ってしまいます。そこにつけ込むポピュリズム的な政治主張によって、多くの人々が極端に右寄りまたは左寄りの思想に感化され、主張が異なる人々の間で憎しみ合いが続くのです。』と主張しています。
以上のことから、私はGDPが下がるということは我々の生活に悪い影響を及ぼすと認識しています。
また、以下の図は、国の抱える債務残高をGDPと比べた割合をビジュアル化したものです。
日本は債務が大きいとよく耳にすると思いますが、GDPの倍以上の債務があり、各国と比較してダントツで財政状況が悪いことがわかります。
図1 Debt to GDP Ration 2017(%)
出所:howmuch が国際通貨基金の統計をもとに作成。
借金を返すためにはお金が必要になります。(当たり前ですね。。)
その際にお金はどこから捻出されるのでしょうか。誰かが助けてくれるのでしょうか。国のGDP(利益)が上がらなければ、我々の税金がターゲットになるのではないでしょうか。
■GDPを上げるためには
※私の考えです。必ずしも正しいとは限りませんが以下のように私は解釈しております。
私のような一般人がGDPを上げるために何ができるか、結論から言うと、以下の2点です。
1、消費活動を活発にすること
2、この事実をより多くの人に知ってもらうこと
1点目の、消費活動を活発にすることを実現させるために、「所得が上がらないと。。」や、「消費税が上がったからなかなか難しい。。」などの意見が多数あると思います。まさにその通りで、コロナ前のGDPマイナス成長は消費税増が原因にあると言われています。しかし、このまま消費活動を縮小してしまうとデフレスパイラルに陥る可能性もあります。そうなった場合、日本は今よりも厳しい状況を迎え、税金が増え(※1)我々の生活レベルは落ちていくでしょう。
※1 消費税が増えているのは言わずもがな。固定資産税や相続税も近年増えています。
2点目の この事実をより多くの人に知ってもらうことについては、1点目と関係がありますが、消費活動はより多くの人が活発になればなるほど、GDPに影響します。
そのため、我々にできることは一人ひとりが仕事を頑張り、大勢の人がたくさん消費することだと考えます。新しい時代にも負けない国。また経済大国にしたいです。日本を。我々や我々の子どもの世代に、「衰退した日本」、「借金まみれの日本」を残したくありません。「未来への希望に溢れる日本」にしたいです。
------------
なお、参考としてGDPに関する以下のマクロ基本方程式(勝利の方程式)があります。
「Y = C + I + G」
※Y=GDP、C=消費、I=民間企業の投資、G=政府支出
上記の方程式を見ると、やはり取り組みやすいのは「C=消費」かと思います。
勉強するための書籍代などに使わせていただきます。学びはツイートやnoteでアウトプットいたします!