マネーローンダリング勉強
マネロンとは?
違法な起源を偽装する目的で犯罪収益を隠すこと。
犯罪行為で得た資金をあたかも正当に稼いでいるかのごとく口座を転々とさせたり、その形を不動産や金等に変えたりすること。
テロ資金供与とは?
テロ行為の遂行を目的に、その資金を援助すること
正規の取引を装い、その資金がテロ行為の援助であると分からせなくする行為(架空口座を用いたりして)
マネロンとテロ資金供与
「お金の流れを隠す」という点で共通であり、この両方に対処していくことが求められる。
マネロン等に対応していくこと
組織的な犯罪行為をしていくためには多額の資金が必要となるが、それほどのものを正式なルートで調達するのは困難
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マネーローンダリング(資金洗浄)という手段で、正当に得たお金だと見せかける必要がある。
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そういったことをさせないために、目を光らせて資金の流れに注意していないといけない。
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こういった経緯でマネーローンダリング、ひいては犯罪を撲滅していく力添えとなる。
FATFの役割とは?
国をまたぐ性質のあるマネーローンダリングは、片方の国の姿勢が強固でも、もう片方の国の体制が脆弱である場合、効果が減じられる。
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どの国においても高水準な守りが必要であり、国家間の協力が必要
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そのため、FATFがマネロンに関しての中心的な役割を果たしている。
FATFの役割
FATF勧告を行い、国家間で相互牽制を行う試み。
・1990年-40の勧告①
・2001年ーテロ資金供与に関する8の特別勧告を公表
・2004年ー9の特別勧告に改訂②
・2012年ー①、②を統合し、新40の勧告を公表
相互審査
・対象国に対し、その他のメンバー国による審査団を派遣してFATF勧告の遵守状況について相互に審査する。
・日本においては、1993,1997、2008、2019年に行われている。
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