雨の生まれる音の欠片を持ちあって 銀河のほとりで貴方と出逢う | 写真と短歌その5

毎日ひとつ、短歌をつくっています。
今週の短歌をまとめてみました。

狂おしく誰かの日々がきらめいて仕方ない日は空を見上げて

雨の生まれる音の欠片を持ちあって 銀河のほとりで貴方と出逢う

ほかほかのご飯を頬張り微笑みあう幸せを守る簡単な魔法

いつかまたと手を振り合う 幾通りもの瞬きを見送りながら

目に映る普段と変わらぬ景色も いつか特別な色を纏う

朧げな輪郭をなぞるように飛ぶカモメ達に重ねる孤独

食べ欠けのフィヨルドにキスをするように降り注ぐ星の遠未来

過去作

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