捕手論#4 ~ 配球とリード ~
おはようございます。塾長です。
浪費を避けるため買い物は全て現金払いをしようと決意した2分後にコンビニに寄り、何も持たずに車から降りた末期の脱・現金派です
#AppleWatchが神
#現金持たない生活6年目
#小銭勘定の習慣が無くなったせいか
#最近2桁の引き算を間違えたよ
今日は僕が大好きな
配球とリードの違いについて書きます。
いろいろな配球の組み立て方などは今後書いていくので
今日はその序章だと思っていただけると幸いです
#そんな壮大なストーリーにはならない
#3話完結くらい
#でもためにはなると思う
配球とリードの違いについて
配球とリードの違いは簡単に言うと「データ」か「現場」の違いです。
試合前に配球のパターンをいくつか用意しておいて実際に打者と対戦するときは打者の仕草や試合状況などを考慮してリードしていきます。
配球
配球とは対戦相手関係なく組み立てる「セオリー」と呼ばれるもの
主に試合前に準備しておくもの
多くの指導者は配球の組み立て方を重視しますが
「配球」はあくまで困った時の最後の手段であり試合中にそこまで役には立ってくれません。
また、正直なところ「配球通りにいく展開」ほど捕手は面白くないんです。笑
やはり、試合の中でいろいろな発見があった方が捕手として成長できますし試合も楽しめます。
リード
リードは配球とは違い現場重視の考え方です
試合の展開・投手の状態・打者心理、、、
など様々な面を考慮した上で組み立てるものがリードです
「お前のリードが悪い!」と捕手を叱責する指導者をよく見ますが
正直その叱り方は少年が捕手嫌いになる1番の要因です。
リードはあらゆる局面で変化しますし、相手チームの動きや打者の反応なども見て
常に変化し、考えないといけないものなので
根拠もなく「リードが悪い」なんて言われるとやる気なくなっちゃいますよね?笑
指導者の方には一方的に叱るのではなく
どうしてそうなったのか?
次にどのように攻めるのか?
選手たちに「根拠」を考えさせることを優先して指導してほしいといつも思っています。
どのような場面で有効?
「配球」は試合の前半で有効です。
相手情報の不足・投手の状態の確認など様々な要素を試合前半で確認(収集)しないといけないので、セオリー通りで大丈夫かどうか確認するために配球で組み立てます。
また、試合中に「リード」で困った時に有効です。
打者情報が何もない状態(代打などの場面)では1球1球組み立てていかないといけないので配球という軸があるのとないのとでは精神的な差が生まれます。
ただしあくまで配球は「セオリー」なので上手くいく時もあれば失敗する時もあります。
万能ではないことを頭に入れた上で組み立てていくことが大切です。
#あくまで基本パターン
#何事も応用が大事
一方、「リード」は試合の後半で必要になってきます
試合前半では相手情報があまりない状態でスタートするためリードよりも配球を優先した方が良いですが
相手情報がある程度頭に入ると配球からリードへと変換していきます。
そして、ここが捕手の1番の醍醐味だと個人的に思います。
試合展開・打者情報・投手の状態など様々な場面を考慮した上で組み立てていくのでジグソーパズルを組み立てる感覚に似ています。
試合の中で得たピース(情報)を適切に組み立てていく感覚がたまらなく好きです
そしてそのピース(情報)がピタッとハマった習慣が最高に気持ち良いんです
#ヤメられない
自分なりの型(配球パターン)を身につけることも大切ですが
個人的には試合状況に応じた「リード」を楽しめる捕手になって欲しいですね。
今日は以上。
では、また。
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