地方球場の思い出と期待
さあ、今回は特別編。地方球場についてまとめていきたいと思います。とはいえ、ただの感想文みたいになってしまう可能性が大いにあるのでご了承いただきたいと思います。いままで行った球場とこれからのプロ野球との関わりについて少しだけ考察をしていこうと思います。
わが地元浜松球場
まず、地元である浜松球場について語ろうと思います。母に聞くところによると過去には秋キャンプを行ったこともあるそうです。過去には何試合か来ていたみたいですが私が物心つく頃には1試合になっていました。浜松球場は現在、浜松市民を悩ませているものだったりするんですよ。浜松市にもプロ野球チームを!という動きが何年か前から存在しているのですがその一環で新球場建設などなど大きな話題を呼んだものでもあります。
浜松球場で試合が行われるのは年に1回だけ。地元のファンからすると大きな楽しみなんです。浜松球場で試合があると分かればその試合に行くために頑張ることができたりするんです。私の野球デビューも実は浜松球場なんです。ほぼほぼ記憶にはありませんが、、、
浜松球場は外野席は芝生、内野席のみ椅子になっている球場です。行くと分かるのですが「The地方球場」という感じです。そこもいいところだと思います。夏のジメジメした時期だと芝生が嫌なにおいを発していたり、、嫌ですね笑 ここでは、高校野球や早慶戦がやったりするんですが、なかなかの盛り上がりをするんですよ。特に何もない球場ですがそれがまたいいんです。
私の、浜松球場での思い出はやはり、地元の選手「鈴木翔太投手」の凱旋登板です。その時の映像は今でも見るたび泣けてきます。あそこで勝てたのはよかったです。地元の選手が活躍するところが一番ですから。
大雨で中止になったのもいい思い出です。この、中止後一度も浜松には来ていません。少し、さみしいですね。当時、高校生だった私は学校から浜松球場まで直接行くため教科書は一切持って行かず、観戦に必要なタオルやユニフォームなどを持って行った思い出があります。先生にそれがバレて怒られました笑 試合があるので!と言って早く帰らせてもらったのにも関わらず大雨でコンディション不良で中止になって泣きそうになったのもいい思い出です。ただ、選手はそそくさと帰っていくのでお見送りをしました。阿部選手や京田選手は手を振ってくれました。選手との距離が近いのも地方球場の魅力です。なにもせず帰るのはさみしかったので浜松球場の近くにある焼肉屋さんで焼き肉をたんまり食べました。
浜松球場での試合の時は選手はホテルに宿泊するのですが出待ちをするのもたのしいです。
浜松球場で試合をしないのはなぜなのか
答えは簡単です。赤字になるからというのが理由だそうです。ただ、理由はこれだけではないと思います。
私の住んでいる地域の担当の中日新聞の方に伺ったところ、結構な赤字でやるにもやりにくい。とお話ししていてお金が絡んでいるんだなと思いました。確かに、球場を借りるのにもお金はかかりますし、何をするにもお金がかかりますもんね。でも、地方にはたくさんのファンがいることだけは球団関係者にも知ってほしいです。
草薙球場
少し、東側にあるのが草薙球場です。春先になると楽天イーグルスが何試かやります。楽天の本拠地の宮城県では3月はまだまだ寒いというのが理由みたいです。草薙球場には、あの野球の神様。ベーブルースの銅像が立っています。割とわかりやすい位置にあるのでぜひ、皆さんも立ち寄ってみてください。野球の神様がプレーした球場というだけで聖地のような感覚になります。
2022念の春先にオリックス戦を見に行きました。その時に思ったのは、グルメが美味しい!!!近くの駐車場に露店が沢山出ておりどれを食べても美味しかったです!色々食べられるし、外球場ならではの楽しみ方だなと思いました。オリックス戦は平日かつデーゲームだったこともあり過激なファンなどおらずゆったりと試合を観戦することができました。小さな野球少年がたくさん見に来ていて、独自の応援を繰り広げている世界が何ともかわいらしくほほえましかったです。オリックスの最終戦だったこともあり、オリックスの選手がバスに乗りかえって行く姿を見ていました。見えやすい位置にいたので手を振ってくれたりしているのが見えてとても幸せな気持ちになりました。
ヤクルトVSドラゴンズのナイター戦も観戦したことがあるのですが、すごい盛り上がりで楽しかったです。夏の暑い日だったのですがかき氷やアイスクリームなどなどひんやりとする食べ物が多く比較的涼しく過ごすことができました。過激なファンは多かったです。コロナ禍での開催ということで応援団はおらずもちろんドラムもないのでただただ、球場に響くバットがボールをはじく音、選手の声、キャッチャーミットにボールが収まる音、いいプレーをしたときにファンが叩く手の音などいろいろな音を楽しむことができました。
豊橋市民球場
私にとって浜松球場の次に思い入れのある球場です。一回しか行ったことはないのですが、特別思い入れがあるのです。3年ほど前の8月に行われた二軍戦を見に行きました。試合はナイターだったと思いますが私は推し選手を一目見ようと12:00前から球場入りしました。ソフトバンクの選手にサインをもらったり、ドラゴンズの選手にサイン、握手をしてもらいました。なぜ、私が思い入れがある球場だというのかというと、故・木下雄介選手と握手をした球場だからです。あの時に、初めてお話をさせてもらったのですが、必死に食らいつく姿が印象的でかっこよかったです。その時に、木下選手のタオルを持っていたら、宝物にしてくださいねときらっと光る笑顔で言ってくれたのです。言葉の通り私の宝物になっています。受験の時も持って行ったし、何か大切な時は木下選手の力を借りられるような気がしてついつい持って行ってしまいます。
二軍戦は自由席なので早めに行くのが良いでしょう。早めに行くと見やすいいい席で見ることができます。
地方球場に期待すること
地方ならではの企画があると面白いんじゃないかなと思います。例えば、地域限定Tシャツの販売、地域の名物とのコラボグッズなどなどその日に見に来てくれたお客さんの思い出になるようなものがあると幸せな気持ちになるし、特別感がありますよね。入場者へのプレゼントなどもあると面白いかもですね。少しでも、地方を気にしてもらえると幸せです。また、選手の皆さんとお話したいと思う今日この頃なのです。
未来がもっと明るくなるように…
現在野球をしている少年・少女の数は減少しています。少しでも、未来のドラゴンズを担う存在を発掘するためにも地方球場にも注目していきたいと思います。小さいころの私があこがれたように、地方の子供たちにも素敵な夢を見せてあげたいと思います。
ここまで読んでくれた読者様。ありがとうございます。次回の更新は英国のエリザベス女王の崩御の報道を受け、ガールスカウト経験者の私と英国について書こうと思っております。また、次回のノートでお会いしましょう。