チームでワークショップをしよう、の前段
はじめまして。
アウトドアワークセットMile(マイル)という製品を開発しているフルカワです。
開発におけるストーリーの記録として、つらつらと文字に残していこうと思い、noteというものに手を出してみました。
初心者なので、読みづらさはご了承下さい。
(元々の性質の言葉足らずな部分もあるかも、です)
まず、アウトドアワークセットMileってなに?
外に1人用のワーク空間を作れる、リュック式の持ち運びセットです。
男性が座っているのは実はリュック。
リュックと、デスクと、シートと、屋根の4点がセットです。
コロナ禍で強制的に在宅勤務になった時、開発者自身が「こんなにいい天気なのにずっと家の中にいて、もったいないなぁ」と感じたことがきっかけで、
いっそ外で仕事したら、気持ちいいんじゃないか?逆にアイデアだしなどのクリエイティブな作業は、捗るんじゃないか?
そんな思いから、外でも数時間作業できるようなものを開発しました。
アウトドアの道具は持っていなかったし、荷物は出来るだけ少なくしたかったから、必要なものは全部いれて、リュック1つで外に行けるような形にしたのです。
いざ、世の中へ問うてみる。
今回の製品は、弊社のメイン事業から逸れてはいないけれど沿ってもいないので、まずはクラウドファンディグを試そう、となりました。
モノづくりやサービスは、完全に出来上がってから出すのではなく、まずスピード良く形にしてみて、世の中に問いかけてみて、フィードバックをもらいながら進めていく。そんな流れが良い形へ仕上がっていくと思っています。
なので、改良すべきことはいくつかあるけれど、まずはモニター様を募って意見を聞こうと思い、CAMPFIREでクラウドファンディングしました。
ありがたいことに目標数を超えて成功し、モニター会なども実施してヒアリングを行うことができました。
また、形もやってることも突飛であるからか、メディアにいくつか取り上げてもらうこともありました。
そしてヒアリング結果から、主に屋根部分を改良して、価格設定も行い、同じ年の11月に再度クラウドファンディングへ挑戦。
ここではモニター様ではなく、先行販売という形で行いました。
しかし…
もともと、ニッチな製品なので、たくさんの数が売れるようなものだとは思っていませんが、
季節も良くなかったのか、思っていた成功という形では終わりませんでした。
まだ、改良しなければならないところもある。
どんなに働き方が柔軟になっても、外で働く。ということはまだまだ高いハードルがある。
じゃあ、世の中に少しでもムーブメントを起こすにはどうしたらいいのか?
そして、チームでの話。
ありがたいことに、ずっと1人でやってきたMileにチームができていました。
しかし、チーム内での意思統一が出来ていなく、売り方や目指す方向が定まっていない状態でした。
ずっとオンラインだった打ち合わせも、一度がっつり時間をとって合宿ミーティングをしよう。
今抱えている課題を一つ一つ出して、方向を合わせよう。
そうして、チームでの2日間のワークショップが決定しました。
今回は製品の説明もあって長くなったのでここまでです。
ありがとうございました。