マイストーリー 回復期からの地獄
マイストーリー全然終わらない(°▽°)笑笑笑
前回は自分に合う薬に出会えて、日常生活を取り戻すまでのお話。
パキシルという薬に出会ってとんでもない体重増加という代償はあったけれど、仕事に行ってたまに友達と遊んで...1年に数回襲ってくる激鬱期さえ耐え抜けばなんとかやっていけるまでに回復。
そんな中、少しの余裕が出来たお陰か彼氏が出来たんです。私33歳、彼42歳。
同じ県には住んでいたけど少し離れていてプチ遠距離恋愛がスタート。優しくて気取らない彼にどんどん惹かれて行きました。
彼のお姉ちゃん家族とも仲良くしてもらったり、実家のお母さんにも会ったり。
あっ今あたし少しずつ幸せになってるんだ。
人生がいい方向に向かってるんだ。
辛い時期を耐えてきて良かった。日々の幸せを噛み締めてました。派手な付き合いではなかったけど、毎日小さい幸せがいっぱいありました。
でも...やっぱり神様なんていない。少しずつ歯車が狂い始めたんです。
彼のお父さんが癌で亡くなる
付き合い始めた時にはすでにあまり長くないと知っていましたが闘病の末亡くなりました。気落ちしつつもどこか安心した様子でもありました。
彼の体調不良1
しばらくして彼が体調を崩し始めました。いつも咳き込み苦しそう。病院に行くよう勧めて行った結果は肺に水が溜まっていると。治療スタートし、しばらく苦しみましたが一旦良くなりました。
彼の体調不良2
久しぶりに会えると嬉しくて車を走らせ彼との待ち合わせ場所に。でも来ない。。ようやく来たと思ったら、なんだか片目が見えづらいと。でも体調は悪くないから大丈夫と言ってデートしてくれました。後日病院に行ったら左目があまりよくない状態と。
彼の体調不良3
血圧を下げる薬を飲み始めたら薬が効きすぎてしまいふらふらする。薬を飲んだ後に少しの間うずくまるようになりました。時間が経つと良くなるので、見守るしか出来なかった。
彼の体調不良4
足が異常に痒く掻きむしってしまうので酷い状態に。入院して検査をする事に。結果は腎不全。
ゆくゆくは透析をしなければいけないと。その為に血管を作る手術をする事に。
正直ここまでいろいろあって、もう私の精神状態も正常に保つのは難しかったです。不安で不安でたまらなく、いろいろ自分なりに調べまくりました。
でも、透析になると分かった時は少し安心したんです。今までの不調の理由が分かったし、透析をきちんとしていれば生きて行けるって思ってました。周りに透析しながらも元気に生活してる人がいたので、きっと彼も大丈夫って思ってました。
体調が悪い中でも、私と会う時間は作ってくれたし、いろんな所に連れて行ってくれました。入院中以外は毎日寝る前に電話をして、一緒に寝落ちして朝すぐにおはよーって言える。今思うと私の事を想ってすごくすごく頑張ってくれてたのかな。
体調良くなって春になったら...結婚しよう
彼がそう言ってくれて嬉しくて春が待ち遠しかったです。
8月のお盆が終わった後の日曜日は私の地元の花火大会!彼と付き合って3年。毎年彼が来てくれて一緒に花火大会を見る。1年で1番楽しみにしてるイベントでした。
来月は花火大会だよ、また今年も一緒に見ようね
そう話をしていた7月末。
彼の体調不良5
彼が自宅で倒れ救急車で運ばれました。検査の結果は脳腫瘍。幸い腫瘍は小さい為まずは薬で様子を見ましょうとなり投薬開始。必ず退院するよ、花火大会には行けるからね!そう言ってくれて、その言葉通り腫瘍を小さくする事に成功。お盆の時期だったので退院する許可が降りて退院。
本当に嬉しくて嬉しくて。
退院して数日...いつも通りLINEをしていたんですがお昼過ぎくらいから返信が来なくなって少し心配していました。でも、退院したばっかりだし寝てるのかな?夜になったら電話してみよう!と考えていたんです。
でも、その日の夜に彼のお姉さんから着信。
落ち着いて聞いてね、さっき自宅で倒れて救急車で運ばれた。そのまま亡くなったよ。
何を言われているのかさっぱり分からなく、取り乱す事もなく、分かりましたと言って電話を切りましたが、一気に涙が溢れて来ました。
そんな訳ない、今日LINEしてたし、退院したばっかりで...何回も彼に電話をしました。
次の日に改めてお姉さんに聞いたところ。
死因は脳幹出血。場所がやっかいな場所でどうする事も出来なかった。運ばれて3時間で亡くなったと。
亡くなった数日後は花火大会の日。
泣き崩れ花火の音を聞くのも辛く、もう自分も彼の所に行きたかった。何回も何回もそう思いました。
春になったら結婚しよう
そう約束したのに、いきなりいなくなるなんて。
どうしてこんな事ばかり私に起こるんだろう。完全に塞ぎ込んでしまいました。
精神科からの薬を沢山飲んで一瞬だけ気を紛らわす。泣いて泣いてどうする事も出来ない。
彼の後を追いかけてしまうかもしれない。そう心配した友人が何人か仕事終わりに家に来てくれて、泣いてる私に何も言わずただ一緒に居てくれる。そんな日々がらしばらく続きました。
このままじゃダメだ
そんな風に思う瞬間が少しずつ増えてきたんです。
私が考えた事。
泣いても彼は帰って来ない
1番苦しくて悔しかったのは彼だ
私がいつまでも泣いていたら彼は悲しむ
近くで心配してくれる友人を大切にしたい
私は前に進む
辛い時に側にいてくれた人は誰か?
かける言葉を選びながらも、何も声をかけなくても黙って隣にいていくれた人、黙って何時間も背中をさすってくれた人。
そんな人を私は大切にしたい!
ありがとう、大丈夫だよ!って言いたい!
そんな風に思って、ゆっくり私は顔を上げて進み出しました。
もちろん今でも号泣します!プレゼントで貰ったネックレスと指輪は宝物です!
これを書きながらも、大号泣です笑
でも私は大丈夫!!!
思い出を大切にして生きていくと決めてます!
そして思い出と共に幸せになる╰(*´︶`*)╯♡
このマイストーリーを書いた事でまた一歩前に進めた気がします!
私の人生においてウェイトはかなり大きい。
よし、また一歩ずつ明るくポジティブに!
マイストーリーはあと1回で完結させれるかも?しれません笑
自己満note笑
自分の内に秘めてるものをアウトプットするって大事なんだなぁー。note始めて良かった( ´∀`)
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