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コンサート2公演と発表会。音楽三昧の週末。

ピアノを弾くようになり、いつのまにか足繁く⁈コンサートにも行くようになった。最初は恐々?だったが、今年はすでに10公演以上聴きに行っている。

いつの間にかサントリーホールはホームグラウンドだと思えるぐらい来ていて、あちこちからの見え方の違いも楽しい。

今回は2階席正面右

サントリーホールはどこに座っても視界を遮られず舞台との距離が近いと感じられるのが本当に素晴らしい。

土曜日はすみだのトリフォニーホールで『クラシックへの扉』という企画の4公演目(全8回)。

トリフォニーホール

そこで初めて久石譲、その人を見た。『久石譲』という名前や彼が作曲した曲は馴染みがあるが、目の前で見るのは初めて。見て初めてその存在を実感するものだが、背筋のピンと通った立ち姿やタクトを振る姿は勢いと清々しさ、エネルギーを感じた。

彼が指揮したのは

ドボルザークのチェロ協奏曲
ブラームスの交響曲第1番

チェリストの演奏が曲の序盤で少しオケと息が合わないと感じた場面もあったが、とにかく音が美しかった。もちろんオケも。

ブラームスも弦楽器の良さがとても出る交響曲だと思う。あ、フルートも素敵な音だったな。

そして実は今日もブラームスの1番だったのだ。

聴き比べってところ。

久石譲のブラームスか三浦文彰のブラームスか⁉️

書いててもう2公演ごちゃまぜになってきてるけど、土曜日のコンサートも日曜日のコンサートもどちらも素晴らしかった。

もうこれは好きな音楽のスタイルはどちらか、ということ。ちなみに日曜日は

モーツァルト ハーブとフルートの協奏曲
チャイコフスキー ピアノ協奏曲第一番
ブラームス 交響曲第一番

指揮はバイオリニストでもある三浦文彰。

日曜日のコンサートについて(音楽祭について)あれこれ書いてみたい気もするが、うまく書けそうにないので端折る。

その日曜日のコンサート、サントリーホール前にカラヤン広場というのがあるのだが、会場に近づくと素晴らしいピアノが聞こえてきた。ストリートピアノでも設置したのかな、それにしても凄く上手いなと思っていたら、これからコンサートで弾く辻井伸行さん本人が弾いていた‼️

カプースチンのプレリュードを弾く辻井伸行氏

ちゃんと通して聴けたのは一曲だったけど、生音を近くで聴けてラッキー♪

カラヤン広場の特設会場

この特設会場ではいわゆるパブリックビューイングになっていて、ホールで行われる演奏会の様子が無料で見られる‼️
近くに住んでいれば通い詰めたいぐらいだ。こんなことをアークヒルズではやっていたんだ。この音楽祭は2011年からスタートしたらしい。全然知らなかった。

アーティスティック・リーダー(プロデューサーみたいな立ち位置?)は辻井伸行と三浦文彰の両氏。もうお二人で何年一緒に仕事してるんだろう。

音楽に浸った週末。
演奏者(家)、聴衆と会場を運営する方々、それぞれの立ち位置は違うけど、みんな演奏を楽しむ人。その一人になれて嬉しかった。

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